生田緑地の生物多様性保全活動

竹林下水流の保全、上の田圃の保全
日時:2020/10/29(木) 10:00〜13:30 
場所 生田緑地 谷戸(竹林下地区、上の田圃地区)
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、田村成美

ヒヨドリジョウゴが真赤な実をつける季節になりました。

竹林下地区の水流については、前々日、10/27(火)の活動で水溜まり部の泥上げを行ったものの、水流の流量が極端に少なく、目指している水流が見えてこなかったので、今回も活動することにしました。
水溜まりの上流部の水漏れを起こしていると思われる穴は塞ぎました。
水溜まりの左岸に湧出していた水は、経路は不明でしたが、これを、ここに造ろうとしている水流に繋ぎました。
また、毎回行っているように、水溜りが連続する形の水流とするための泥上げを行いました。
しかし、作業した所に水が流れてくれませんでしたので、手入れが完了したとは言えません。
ただ、区域から出る水流の流量に変化はありませんでしたので、どこかに伏流水の流路があるはずです。
結局、今回も、その流路を明らかにすることができませんでした。
じっくり考えて、もう一度、開放水面の水流をつくる活動を行いたいと思います。




上の田圃に移動して、状態を観察しました。
セイタカアワダチソウが黄色い花を輝かせていて、キンケハラナガツチバチなどが吸蜜に来ていました。

導水路には水が流れていて、田圃に入っているのですが、田圃の水は土嚢堰の上から溢れ出す程には湛水していませんでした。
田圃の畦の外側に漏れ出している水も見つかりませんでした。
田圃に水を入れる水路の上を覆っていたミゾソバなどの草を刈って、流れを見ましたが、その部分には僅かな流れが認められるものの、土嚢堰部には変化が見られませんでした。
丁度、現在の水位の何処かに開いているザリガニ穴から、何処かに流れ出している可能性が高そうです。
これを見つけるのは大変です。
直ぐに田圃が涸れることはないと思いますので、次回以降の活動で、田圃の畦のつくり直しを行いながら解決しようと思います。



畦のユウガギクが精いっぱい花を開いていました。

マユタテアカネが 1 匹、田圃の「ひつじ」に止まったり、木道の手摺に止まったり、1 匹だけでは落ち着かないようでした。

秋の陽光を浴びながら、ムネアカハラビロカマキリが飛んで来て、木道の手摺に止まりました。
田圃の畦に咲いていたツリフネソウに、ムネアカハラビロカマキリの卵鞘がありました。
この日は、ムネアカハラビロカマキリ 2 匹と卵鞘 1 つを駆除しました。
木道の手摺にいたオオカマキリは、木道の下に逃げました。

田圃周辺の草地には、カナムグラの雌花が見られ、葉陰にクロコノマチョウがいました。