生田緑地の生物多様性保全の活動


モニ1000 中大型哺乳類調査 定点カメラ回収

日時 2016/11/3(木) 9:10〜10:00、12:30 晴 
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生

水辺保全活動の前に、9〜10月期定点カメラ O、A を回収しました。
また、湿地の水辺保全活動終了後の帰り道に、定点S のカメラを回収しました。

今年度の中大型哺乳類調査は撮影を終了しました。
今回は全て雑木林の中での調査でした。
帰宅後に画像を確認したところ、8年間の調査では、初めて、冬毛の元気なタヌキのペアが、地面に背中を擦りつけたりして、くつろいでいる姿が何枚も撮影されていました。 余程、この辺りが気に入ったのでしょう。



イチヤクソウ保護のためのアズマネザサ刈り

日時 2016/11/3(木) 10:00〜11:00 晴 
場所 生田緑地 
参加者 岩田芳美、細川洋子

イチヤクソウの保護のためには、アズマネザサの茂みに隠れていた方が安全という考えもありますが、 敢えて、アズマネザサを刈って、丸見えの状態にして多くの来園者に楽しんでもらう方法もあると考えて、ここでは見せる管理を始めました。
この方法は、2015/2に初めて実施し、その年の花期には注意していましたが、幸い、盗掘されることはありませんでした。
2016年も、無事に花の季節を過ぎました。
今回で3度目の活動ですが、この活動は細かい丁寧な動きを求められますので、この活動が上手で楽しんでくれる班員に任せることにしました。



湿地の水辺保全

日時 2016/11/3(木) 10:00〜12:00 晴 
場所 生田緑地 ハンノキ林下の湿地
参加者 岩田臣生、鈴木潤三

ハンノキ林下の湿地の水辺保全を行いました。
前回(10/27)は、1段目から2段目に水を落とす場所を樋による方法から、階段状の流れによる方法に変更する活動を行いました。
今回、その場所の状態を観察して、良好な状態で流れていることが確認されましたので、2段目から3段目に水を落とす場所を階段状の流れに変更する活動を行うことにしました。
ただ、2段目の末端部には水域の中央部に大きな穴がありました。 穴の周囲は粘土で硬いのですが、穴の部分には柔らかな泥になっています。
今回は、イネワラを詰めて、水漏れを止めましたが、根本的な対策にはなりませんが、課題としておくことにしました。 流れに変えた事による変化を観察しておくことを優先したいと思います。



カナムグラ刈り

日時 2016/11/3(木) 11:00〜12:30 晴 
場所 生田緑地 湿地
参加者 岩田芳美、鈴木潤三、細川洋子

イチヤクソウの保護活動を終えて、湿地のカナムグラ刈りを行いました。

ヒメシロネは既に、種子を落とし始めていました。
花を見逃しましたが、ウバユリの実ができていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation