生田緑地の生物多様性保全の活動



田圃の保全、カナムグラ刈り、谷戸の観察・水辺の点検など

日時 2016/10/13(木) 10:00〜12:30 曇 
場所 生田緑地の谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美

(田村)
上の田圃に水を引いている水路の途中に穴が開いていて、水が漏れていたので、この穴を埋めて補修しました。
また、上の田圃までの水路の泥上げ、前回やり残した上の田圃の泥上げも行いました。


(岩田芳美)
上の田圃のアメリカザリガニの駆除、カナムグラ刈りなどを行いました。


(岩田臣生)
谷戸の自然の状態を観察しました。

ハンノキ林内の水流は年1回の泥上げをしています。 今秋も、開放水面をつくるための作業が必要になっていました。

湿地は、数カ所に水漏れ穴ができていました。 末端部の池には、水がありませんでした。 少し大がかりな保全活動が必要のようです。
ミゾソバが花盛りでした。

シロヨメナは、少ししか咲いていませんでした。
オオアオイトトンボがツリフネソウに止まっていました。

ジョロウグモ♀が大きくなって各所に巣を張っていました。

コブナグサの花が咲いていました。

クロコノマチョウが草地の繁みの中にいました。例年以上に、数が多く感じます。
カナムグラの雌花が見られるようになりました。カナムグラ刈りを急いだ方が良さそうです。
この日は、マユタテアカネを1頭しか、見つけられませんでした。

ツリフネソウは種子に移り、ミゾソバが花盛りになっていました。
下の田圃に入る水が止まっていて、このため、中央の水路末端部の水も止まっていました。
下の田圃への導水パイプの掃除も試みましたが、使ったヨシはボロボロ折れてしまい、上手くいきませんでした。 次回、別の方法で掃除し、水を通す必要があります。
ヨシの繁みの中には、アオジが入っていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation