湿地のヤマグワの茂みの除伐など 日時 2016/4/6(木) 10:00〜12:30 晴 場所 生田緑地 湿地 B05 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三 4月になったので、湿地3段目のヤマグワ、アズマネザサ、オギの混在する茂みの除伐を行いました。 この辺りは、昔は棚田になっていた場所で、現在は 4段目から畑として利用されています。 このため緩衝地帯として、ヤブの状態を良しとしています。 冬期には、この茂みを小さな野鳥たちが利用している光景が見られます。 とは言え、高さは抑えたいと思いますので、毎年1回、春になったら刈り取ることにしています。 3段目の水域は、2段目の畦下を除いて、殆ど消えていることが多いのですが、今年は浅い水域が残っています。 そして、その水域には、ホトケドジョウ、ミズムシ、カワニナのほか、アメリカザリガニ 3cm大が活動を始めていたので、これは40匹ほどを手網で駆除しました。 アズマヒキガエルの小さな卵塊は、孵化を確認できないまま、いつの間にか消えていました。 3段目には、ムラサキケマン、キツネノボタン、タネツケバナなどが咲き、2段目には、タチツボスミレ、タンポポなども咲いていました。 ハンノキの新葉も展がり始めています。 シュレーゲルアオガエルの声があちこちから聞こえてきます。 チョウはスジグロシロチョウ、キチョウ、キタテハ、テングチョウなどのほか、小さなセセリチョウの仲間が見られました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation