谷戸の田圃の手入れ、カナムグラ刈りなど 日時 2015/7/14(火) 10:00〜12:30 快晴 場所 生田緑地 谷戸 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子 久し振りに、メンバーが揃っての活動となりましたが、余りに暑くなったため、本格的に活動するのは止めて、基本は谷戸の自然観察として、少しずつ気が付いたことだけを行うことにしました。 ハンショウヅルの実がなっていました。 ピクニック広場ではトモエソウの周りの草刈を行いました。 また、ノゲシが増えて、優占しそうな勢いであったので、今回、抜き取ってみることにしました。 ノゲシはヨーロッパ原産の史前帰化植物とされている植物です。 丈の低い草地にすることは、なかなか難しそうです。 シオヤアブがいました。 梅畑に降りる階段の分岐の所の株立ちのエゴノキの1本が枯れていて、危険な状態になっていたので伐採しました。 付近の手すりの上にホソバシャチホコの幼虫が2匹いました。 柿の木陰で一息入れてからカナムグラ刈りと田圃の手入れを行いました。 上の田圃の水が消えかけていました。 先日直したつもりの堰の下から水が漏れていました。 そこで、堰をつくっていた土嚢を一旦全て外して、痩せてしまっていた土嚢袋には土を追加し、積み直し、更に脇に開いていた大きな穴を潰し、新たな土嚢を追加しました。 水が溜るまでには1日はかかると思います。 上の段の堰にも手を入れました。 それから、下の田圃付近の木道沿いの前から気になっていたオオブタクサを抜き、 カナムグラを刈りました。 日差しを遮るものがない場所での作業では、忽ち、体の動きがスローになってしまいます。 木陰に逃げ込んで休憩しました。 気持ちよい風が吹いていました。 腰を下ろしている木道の上をアミガサハゴロモか、ベッコウハゴロモと思われるハゴロモの幼虫が歩いていました。 生田緑地はハゴロモの季節になったようです。 |
生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation