生田緑地の谷戸の自然保全活動



木道沿いのヨシ刈り
日時 2015/5/26(火) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 下の田圃付近
参加者 岩田臣生、鈴木潤三、細川洋子

谷戸に降りると田圃は湛水していました。 そして、カルガモが2羽、田圃の中央で、苗の根元に嘴を突っ込んでいました。
田圃に降りて、畦を一回りすると、2羽とも飛び去りました。
後には、いくつもの苗が浮いていました。
これは、根が張ってから補植した方が良さそうです。
田圃が湛水していたということは、田植えの最中に穴塞ぎを行ったことの成果です。 もう少し恒久的な効果の期待できる材料で穴を塞ぐことができれば、水漏れ対策を度々繰り返さなくてもいいことになりそうです。

この日は、例年だとホタルの国の開国直前に行っていた下の田圃付近の木道沿いのヨシ刈りを行いました。
木道沿いのミゾソバの中にイネ科植物が多く見られるようになってきました。
これも遷移かも知れません。土地の条件が変化しているようです。 植生が変化してきた辺りは、草刈り、土地を耕すなどの攪乱が必要かも知れません。
それから、クサヨシが広がってしまいました。 札幌の笠さんに注意された頃は、正直なところ、殆ど気にしていませんでした。



刈ろうとしたヨシにキアゲハの蛹がありました。


後半はカナムグラを取りました。
だいぶ成長し始めましたが、まだ簡単に抜き取ることができました。


ツリフネソウの葉上にウラナミアカシジミがいました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation