湿地の水辺保全など 日時 2015/3/14(土) 9:50〜14:00 曇 場所 生田緑地 湿地2段目 参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美 上の田圃 少し集合時間より早かったので、イネワラを背負い籠に入れて運び、上の田圃に撒きました。 アズマヒキガエルの卵が孵化していましたが、まだ泳ぎだしてはいません。 撒きながら畦の上を歩いて、柔らかい所は踏み固めました。水が田圃の外に漏れ出している所です。 それでも湛水しているのは昨秋に畦づくりをしておいたからだと思います。 春と秋の2回の畦づくりは必要のようです。 萌芽更新地区下の園路沿いの草刈りなど 萌芽更新地区下の園路沿いに残っていたアズマネザサなどを刈りました。 湿地2段目の水辺保全 湿地の水辺保全活動3日目は、2段目から3段目に水を流す堰を改修することにしました。 この辺りには大きな穴がいくつも開いていて、そこに流れ込んでしまうことがよくありました。 そこで、思い切って改修しておくことにしました。 今まで、落差のある所で水を流すためには塩ビ管を使っていましたが、今回は替わりにモウソウチクの節を抜いたものを使ってみることにしました。 節はジョレンの柄を使って抜きましたので、柄の長さの2倍ほどの長さの管ができました。 堰をつくってから、2段目の水辺に溜まった土砂を掘り上げて、水面を広げることにしました。 この堰に接する部分に一つの水溜りをつくってから、1段目側のツゲの木の下にも一つの水溜りをつくるために泥上げを行いました。 ここは昨年、泥上げをしていなかったため、また竹林下の水流が大量の土砂を運んでくるため、土砂が溜まって水面が消えていました。 長靴を殆ど泥の中に沈めて、大量に溜まった土砂をスコップで掘り上げるのですが、泥に入ってスコップを使うことに慣れていないと全身泥まみれになってしまいます。 草の上に腰を降ろして休憩しました。 セリが生えて、フキノトウが顔を出していました。 枯草の残る水辺にはキジバトが数羽、何かを啄んでいるようでした。 活動を終えてから、アオイスミレなどの開花を確認しに行きました。 城山下谷戸では、アブラチャンが少し咲き始めていました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation