生田緑地の谷戸の自然保全活動



モニ1000)中大型哺乳類調査定点カメラ設置(X)
日時 2014/12/23(火) 9:40〜12:00 晴
場所 生田緑地 
参加者 Paul Massie

モニ1000の中大型哺乳類調査の期間は5〜10月ですが、調査義務のない11月〜4月を利用して、Massieさんにカメラを1台だけ使って、調査の全過程を一人で体験してもらうことにしました。
この日は予め充電し、設置できる状態にしたカメラを使って、扱い方を一通り教えてから、水辺を中心に、獣道や足跡を探して、撮影したいと思った場所に設置してもらいました。
この定点カメラは1〜2週間で回収して、データを取り出し、乾燥、清掃、充電を行って、カメラの設定を確認してから、また別の場所で設置してもらいます。 カメラの設定は使用しない期間が短い時は不要ですが基本的な取扱い方法を覚えるために時刻だけ確認し、調整してもらうことにしました。
定点カメラの設置、回収に同行してもらうだけでは、いつまで経っても、引き継ぎはできません。 3月頃まで繰り返して、定点カメラの扱いに慣れてもらいたいと思っています。
その後は、踏査の場合に歩いてよいルート、入ってはいけない場所など、また特に注意すべき生物の棲息場所などを教えながら、生田緑地の獣道を探る活動に重点をおきたいと考えています。



モニ1000)水環境調査
日時 2014/12/23(火) 9:40〜12:00 晴
場所 生田緑地 稲目谷戸
参加者 政野祐一

12月期の水環境調査を行いました。
今回も政野さんに任せましたが、水環境調査に関心を持って、一人でも実施できる団員が現れることは嬉しいことです。 更に調査参加者が増えれば、調査範囲を広げることもできると思います。



ピクニック広場の草刈り(アズマネザサ刈り)
日時 2014/12/23(火) 10:00〜13:30 晴
場所 生田緑地 ピクニック広場東斜面
参加者 岩田臣生、鈴木潤三

前回はピクニック広場の草地のうち平坦部の草刈りを行いました。 今回は、これの続きで東側の斜面の草刈りを行いました。
この平坦地〜斜面はチョウの吸蜜源になるような花の咲く草地にすることを目的に、2012年3月にミズキなどを伐採した斜面です。
春にはタチツボスミレが広がって咲くのですが、今夏、3年目の夏はタケニグサが林の如く繁茂し、その後はツリフネソウが繁茂していました。 ツリフネソウが繁茂するのは湿土環境にあるためと思いますが、夏期の草刈りをどのようにすれば良いのかが課題だと思っています。
12月になって、殆んどの草本は枯れ、落葉樹の実生は葉を落としていました。 また、マンリョウが赤い実をつけ、ジャノヒゲが青い実をつけていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation