植物保護のためのアズマネザサ刈り 日時 2014/12/9(火) 9:50〜12:30 晴 場所 生田緑地 枡形山 参加者 岩田臣生、細川洋子 前回と同じ目的の活動を枡形山で行いました。 ここは、この時期なら業者さん任せでもいいと思っていたのですが、前回の活動時に沢山の発芽を確認していたので、モニタリングを兼ねて調べながら作業してみることにしました。 刈り始めて直ぐに、当該植物をみつけました。 原色牧野日本植物図鑑には越年草とありました。 越年草なら当然ですが、何故か今までは1月頃にアズマネザサ刈りを行っていました。 ともかく業者任せにしなくて良かったと思いましたが、同時に、慎重に作業しなければならなくなりました。 地面から5〜10cmの所でザッと刈り取ってから、姿を探して確認し、改めて刈るというやり方をしてみました。 また、柵から少し離れた所には倒木や落枝が放置され、汚らしくなっていましたので、 これらを片付け、アズマネザサを刈り、落葉掻きをして、傾斜の緩い頂部斜面全体を露わにしてみました。 すると頂部斜面は意外に広いことが分かりました。 そして、この頂部斜面全体に、このような多摩丘陵の自生種が広がってくれると素晴らしいだろうと想像されました。 ただ、現状では常緑樹が大きくなって、日が当たらなくなっています。 どの図鑑を見ても、生育地は日当たりのよい山野とか、雑木林とか、草地などとありますので、ここでは大きくなった常緑樹は伐採した方が良さそうです。 今回は間口10m程度の範囲しかアズマネザサを刈れませんでしたので、今後、これを広げていきたいと思います。 アズマネザサの茂みの下には、このようなゴミが捨てられていました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation