水辺管理、カナムグラ刈り 日時 2014/9/29(月) 10:00〜13:50 晴 場所 生田緑地稲目谷戸湿地 参加者 岩田臣生、細川洋子 土曜日の水環境調査で湿地1段目の水流が止まっていることが分かりました。 そこで、流れを回復させることを第一目的に活動を行いました。 まず、水路の上を覆っているカナムグラを刈り取り、カナムグラ以外の植物を外側に寄せて、それができないミヤマシラスゲなどは根元から刈り取り、水路の状態を確認してから泥上げを進めました。 泥上げは水の流れ具合を確かめながら行いました。 水路には10〜20cmの厚さで土砂が溜まっていました。 カナムグラの勢力の弱い場所にはツリフネソウやオオミゾソバが繁茂して咲いていました。 ミゾソバの花にはキンケハラナガツチバチがきていました。やはり、ミゾソバの方が好きなようです。 ツリフネソウにはホウジャクの仲間が来ています。 溜まった土砂の上に広がっているオオミゾソバは、仕方なく、掘り取ることにしました。 また、水路から手の届く範囲のヨシ、クサヨシは刈り取りました。 途中3ヶ所に直径4cmほどの穴が現れました。 モグラ穴が潰れずに残っていたようです。 今回は踏み潰して進みましたが、余裕のある時に丁寧に塞いでおかなければならないと思います。 時々、アキアカネが近くまで飛んできましたが、直ぐにいなくなるということを繰り返していました。 水流が開放され始めたら、オニヤンマが水流沿いに飛ぶようになりました。 休憩中に空を見上げたら、30mほどの上空にアカトンボが群れていました。 1段目の全流程に水が行き渡ったところで、この日の活動を終了しました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation