中大型哺乳類調査 定点カメラ設置 日時 2014/9/22(月) 12:00〜16:30 晴 場所 生田緑地 稲目谷戸〜城山下谷戸 参加者 岩田臣生、Paul Massie 生田緑地マネジメント会議のコア会議を終えてから、昨日の続き、9〜10月期の哺乳類調査の定点カメラ設置を行うことにしました。 設置場所については、昨日の踏査の結果をふまえて、@1台は8〜9月期と同じ飯室山付近に、A1台は谷戸の樹林地に新しくつくられたけもの道に、残りは再度城山下谷戸の微かなけもの道をヤブを伐開しながら辿って、追える所まで行ってから決めることにしました。 @ A 昨日、途中まで踏査した城山下谷戸のけもの道を、多少の伐開を行いながら、更に進んでみました。 けもの道は、途中で1本分かれて斜面を上っているようでしたが、一先ず、奥に進んでみました。 しかし、やがて道は消えてしまい、幹の直径20cm程のモミが倒れて、行く手を塞いでいました。 辺りには、コゲラのドラミングが響いていました。 そこで、戻って、先程の斜面を上っていたけもの道を辿ってみましたが、少し上った所で殆んど消えてしまいました。 辺りの地面は何故かフワフワした不思議な感じでした。 それでも、微かな痕跡を辿って、上に登ってみることにしました。 アズマネザサの茂みを伐開しながら辿りついた所は、定点Oとして、多くの動物を撮影した場所でしたが、哺乳類が歩いている痕跡は全く消えていました。 全く別の場所にしか見えません。 園路に出て、一休みしました。 期待外れのヤブコギに疲れましたが、あと1台の設置場所を決めなければなりません。 考えあぐねて、谷戸の末端付近を狙ってみることにしました。 心配なのは、悪戯されないかということでした。 ヒメサザナミスズメ?と思われる蛾がいました。 帰り道、下の田圃に水が入っていなかったので調べると、パイプが土砂に埋まっていました。 これは、溜まっていた泥を掬って、パイプの口を水中に出し、水が田圃に入るのを確認しました。 水流にはホトケドジョウが泳いでいました。 午後3時ぐらいにならないと開花しない植物が元気に咲いていましたが、稲穂はほぼ完全に食べられていました。 上の田圃の辺りのツリフネソウは今を盛りと咲いています。 この調子で4週間咲いていてくれるといいのですが。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation