生田緑地の谷戸の自然保全活動



上の田圃周辺のカナムグラなどの草刈り
日時 2014/9/16(火) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃周辺
参加者 岩田臣生、鈴木潤三

上の田圃の上の草地はオダを立てるため草刈りをしています。 咲き始めたツリフネソウを残して、他の草やヤマグワを刈る草刈りです。
9月10日に、一度行いましたが、昨年のオダの周囲が残っていましたので、この日は、まず、ここの草刈りを行いました。
ここは、樹林に近い場所ではカナムグラが繁茂し、明るい場所はヨシやオギが繁っていました。 これらを選択的に刈りました。
ミヤマシラスゲなど刈っておかなくても活動に支障がないと思いましたので、刈り取りませんでした。

オギの茂みの中にユウガギク?が咲いていました。
ツリフネソウ


続いて、前回の続き、上の田圃の下側の草地のカナムグラ刈りを行いました。


木道に面して、カナムグラがツリフネソウを覆ってしまった場所についても、カナムグラとカナムグラに覆われて枯れたヨシを刈りました。
この日は一部のみでしたが、支えを失って倒れてしまったツリフネソウが哀れな状態です。
既に、カナムグラの花粉が舞い上がる状態になっていますので、木道沿いは刈っておきたいと思います。



モニ1000里地調査 中大型哺乳類調査 定点カメラ回収
日時 2014/9/16(火) 12:30〜13:45 晴
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生

上記の活動の後、8/4、8/6に設置した定点カメラを回収しました。
8〜9月期は、2台は中央地区南側エリアの状態を調べるために、C、J地点に設置し、1台は6〜7月期に度々アライグマが撮影された地点Vに設置していました。
その結果、南側エリアではC地点において、8/15に、2分おきに連続した3枚にアライグマが撮影されました。
2分というのは同一個体の撮影を防ぐために設定したインターバルですが、この3枚については同一個体の可能性が高いと思われます。
J地点は、道は明確だったのですが、撮影枚数は16枚、うちタヌキ3枚、ハクビシン2枚、ネコ1枚しか撮影できませんでした。この辺りでは余り活動していないようです。
継続調査のつもりで設置したV地点では、今回も数多く撮影されていましたが、全撮影枚数133枚の中でアライグマは1枚(9/4)のみでした。
今期はアライグマは4枚しか撮影されませんでした。
次回は北側エリアの谷戸の方を調べたいと思います。
また、今回、興味深い写真としては、タヌキとアナグマが出会ってしまった写真が撮影できました。 ただ、どうなったかは不明です。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation