生田緑地の谷戸の自然保全活動



田圃管理
日時 2014/5/27(火) 11:30〜13:30 晴
場所 生田緑地 田圃
参加者 岩田臣生

今年度第1回の自然会議終了後、田植え後の田圃の状態を見るために谷戸へ降りました。
アワブキの花が咲いていました。


上の田圃は水が湛えられ、浮いてしまった苗はありませんでした。
田植えの最中にアメリカザリガニの巣穴を塞いで回りましたが、いくらか効果があったようで、水面が広がっていました。


下の田圃は、水の状態は良いのですが、苗の無い所がありました。 田植えの時に、田圃の中で泳いだ子がいたのですが、その辺りの苗が全くありませんでした。
ミヤマシラスゲの葉上にヒゲナガハナノミ♂がいました。

田圃の中の土盛りした所に、ツバメが数羽、入れ替わりで訪れていました。 泥を取りに来ているようです。

産卵を終えたシュレーゲルアオガエルがヨシの葉上で休んでいました。


田圃の苗は無事であることが分かりましたので、湿地の保護植物の状態を調べることにしました。
数としては満足できる数の発芽が見られましたが、オオミゾソバが覆いかけていましたので、ヨシ、オオミゾソバ、コガマなどを駆除しました。 チゴザサの駆除も始めなければならないと思いますが、次回以降にすることにしました。
ウツギの花が咲いていました。


コミスジが姿を見せました。


草地ではムシヒキアブの仲間がよく見られるようになっています。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation