生田緑地の谷戸の自然保全活動
<モニ1000>水環境調査



モニ1000) 水環境調査
日時 2014/1/23(木) 9:50〜12:00 晴
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生


K ヨシ原の池 
結氷していました。 透視度は30cmでした。 水温は1.5℃でした。


B 谷戸末端の階段下の水流
水路にはバクテリアが繁茂しています。


A 下の田圃裏の水流
水量計測用樋は設置し直したので、調査は容易でした。。
調査を終えて歩き始めたら、待ちかねたように、シジュウカラやアオジが次々にヨシの茂みに集まってきました。

H 上の田圃への導水路
竹の樋から出てくる水は 0.012L/sec. と少なくなっていて田圃側まで届いていません。
どうも、水路の途中から漏れているようです。
落葉が多いこともあって、穴を見つけるのは困難でしたので、水際を踏み潰してみました。
驚いたのか、大きなホトケドジョウが現れました。
再度、流量計測を試みたところ、0.167 まで回復しました。 流れも田圃までつながりました。


G 湿地3段目の池
ここの池にも氷が張っていました。 陽光が当たっているのに、氷の下は2℃でした。
1段目の作業途中の水辺はこんなになっていました。これも霜柱でしょうか。

丁度、生田緑地運営共同事業体の大畠さんにお願いしていたシラカシの伐採をしてくれるというので、調査をしながら、プロの仕事を拝見させていただきました。
いとも簡単に木登りをして、手際よく枝を落としてから、幹を上から刻んでいきました。
木登り段階で、既に真似ができません。 身のこなしに感服させられました。


C ハンノキ林上の池
今月も水面に油膜が張っています。透視度は80cmでした。




2014年1月23日 調査結果
調査地点 開始時刻終了時刻 気温℃水温℃ 透視度cmPH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 10:0710:17 5.01.5 306.7 BTB
B(中央水路末端) 10:1810:25 5.03.0 1007.1 BTB 0.473
A(下の田圃裏) 10:2710:38 7.07.0 1007.0 BTB 0.264
H(上の田圃への導水路) 10:4310:57 8.06.5 1007.0 BTB 0.167
G(湿地再生地の池) 11:1811:35 8.82.0 1007.0 BTB
C(ハンノキ林上の池) 11:4211:48 6.03.0 807.0 BTB




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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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