ハンノキ林保全活動 日時 2014/1/14(火) 10:00〜13:30 晴 場所 生田緑地ハンノキ林 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、細川洋子 ハンノキ林の保全活動として、この日はアズマネザサ刈りとアカメガシワ除伐を行いました。 今回アズマネザサ刈りを行ったのは、木道に面した場所で、5〜6年前から毎年実施している場所です。 この時期はオモトやヤブコウジの赤い実が見られます。 これらの常緑の植物は、冬の散歩を楽しくしてくれる大切な存在です。 アズマネザサ刈りは他の植物を確認しながら、桑切鎌で丁寧に進めました。 また、シャガは抜き取り、成長し始めた実生木は除伐しました。 ヤブコウジ オモト ハンノキ林の南半分はハンノキが少ないので、この部分は湿地化に加えて、アカメガシワなどの樹木を少しずつ伐採して林床を明るくすることを考えています。 2007年5月に湿地から移植した5本のハンノキの実生は2本になり、細くて、成長は悪いのですが、何とか生きてはいます。 ハンノキ林の更新は前例が無いことだと思いますが、実生が成長できる明るさを確保できるかどうかがキーになると思いますので、 除伐しても問題ないと思われる樹木を少しずつ伐採して、少しずつ明るくし、生育状態を見ています。 今日は直径10cm程のアカメガシワを3本、除伐しました。 アズマネザサは20〜30cmの高さに止まっていますが、その中に1m程に伸びたものが見られました。 このエリアのアズマネザサは大鎌で雑に刈り取りました。 雑なササ刈りでも、効果は大で、斜面の上の方ではカシワバハグマが何株も見られました。 また枯れたアオカラムシは30cm程の高さで刈り取りました。 木道の反対側でも、湿地に侵出していたアズマネザサを刈りました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation