スミレ生育地の保全活動
日時 2014/1/9(木) 9:50〜13:00 曇
場所 生田緑地内の2ヵ所 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、細川洋子

特定のスミレを優占させたいと考えているスミレの生育地2ヶ所で保護のための管理を行いました。

(1)
ここは、様々な実生が沢山発芽し、また対象のスミレ以外の植物の繁茂が著しく、対象のスミレは衰退傾向にあります。
この日は、実生木の除伐、積もっていた落葉や枯草の掻き出しを行いました。



(2)
こちらは崖面ですが、アズマネザサ、シダ類などを刈り取り、広がってしまったジャノヒゲを少しいじめ、落葉掻きを行いました。
クマデを持って行かなかったので、落葉は掻き落としたままにしてあります。 これは、後日、片付けたいと思います。
小さなタマノカンアオイやキッコウハグマが見られました。







僅かに2〜3株でしたが、キッコウハグマの種子が、半分落葉に埋もれた状態で残っていました。


この日は雨の後なのでどうかと思いましたが、ナミスジフユナミシャク♀が6匹、同♂が1匹、ウスバフユシャク♂が1匹、いつもの観察ポイントに出ていました。
フユシャク類のメスは、寒々しい冬に出会える貴重な観察対象です。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation