ヨシ原の水辺の泥上げ、アメリカザリガニ駆除、一部の草刈り 日時 2013/12/5(木) 10:00〜12:30 晴 場所 生田緑地ヨシ原 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三 秋の水辺保全活動は、ハンノキ林、湿地、上の田圃、下の田圃と下流に向かって進めて、ヨシ原まできました。 ハンノキ林内や湿地は一度にやらずに何度かに分けて行います。 ヨシ原が済んだら、また少し手をいれます。 水辺保全と言っても、基本的には泥あげに過ぎません。 谷戸の水流は細かい土の粒子を絶え間なく運んでいて、流れの緩い所には、泥が溜まります。 これを岸辺や畦にあげることで、岸辺や畦は少しずつ、しっかりと丈夫になります。 これを怠ると、岸も畦も柔らかくなって崩れ易くなってしまいます。 ヨシ原の池はすっかり泥に埋まって水深1〜2cmの沼になっていました。 そんな所にもアメリカザリガニ数百匹が集まっていて、3〜5cm大のものを200匹程駆除しました。 驚いたのは、その中に、ホトケドジョウが1匹見つかった事です。 よく、食べられずにいたものです。 ここも下の田圃と同じように深いので長靴で中に入ることはできません。 岸辺から作業したいと思いましたので、池の中のヨシなどは長柄の鎌で根茎を切り取り、潰れた岸辺はスコップで切り落とし、ジョレンで泥を上げていきました。 中央の水流から水を引き入れるための水路の泥上げも行いました。 こちらはカサスゲが繁茂してしまい、水路の形を失っていました。 水路内のカサスゲの根を取り除きながらの泥上げとなりました。 それから、夏の間繁茂していたカナムグラやクズなどの刈り取り、片付けにも手をつけました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation