川崎の水辺調査




水辺調査 第3回
日時 2013/9/23(月) 10:30〜14:00 曇
場所 多摩川水系三沢川源流(麻生区黒川) 
参加者 岩田臣生、岩田芳美

久し振りに黒川の水辺を調査することにしました。
今回調査した水辺は下図の2つの水流です。 2004年のホトケドジョウ調査の時と比べながら、一部分のみですが、モニタリングしました。

田圃の稲刈りが始まったようで、既に刈り終わった田圃も見られました。 しかし、畑に転用された田圃もあり、植生の変化が進んでいるように感じました。



当該部分の水流は全て3面張り護岸で、水深は浅く1〜5cmでした。 浅くて単調な流れではありますが、カワニナは相当数見られました。








殆んど全ての水流にカワニナとホトケドジョウがいました。 そして、所々にドジョウやトンボのヤゴがいました。 また、サワガニ数匹、モクズガニ1匹を目撃しました。
水辺ではニホンアカガエルを、また道路を横断するイタチを目撃しました。
カワニナ
ホトケドジョウとカワニナ
ドジョウ

モクズガニ

植物では、オモダカ、イボクサ、タカサブロウなどが田圃のイネの根元に咲いていました。
オモダカ
シラヤマギク
キバナアキギリ
ツルボ
ツリガネニンジン
アキカラマツ

谷戸の奥で、ホトケドジョウと遊んでいる兄妹がいました。 トンボのヤゴがいたと言って持って来ました。 オニヤンマのヤゴでした。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation