<連携調査>

さいわいふるさと公園の池の生物調査兼ウシガエル駆除


日時 2013/7/17(水) 13:30〜16:00 曇
場所 川崎市幸区 さいわいふるさと公園の池
参加 さいわい夢ひろば友の会 江崎佳章、江崎邦子
   事務局   岩田臣生、岩田芳美

連携調査の4回目は幸区の新川崎創造の森「さいわいふるさと公園」内の池の生物調査を行いました。
ここは造られた池であり、持ち込み放流が多いことから、取り扱いは難しいのですが、将来に向けてウシガエルの駆除を一緒にすることにしました。
事前の情報として、大きなオタマジャクシだけでなく、小さなオタマジャクシが沢山いるということでしたので、小さい方はウシガエルでないことを祈っていたのですが、 やはりウシガエルでした。
ウシガエルの大きなオタマジャクシも、手足の生えているものが何匹もいました。








小さいオタマジャクシというのは今年生まれたウシガエルの幼生で、まだらな黒斑が幼生ながら迫力を感じます。 150匹を採集しましたが、これはほんの一部だと思います。
また、こちらも今年生まれたばかりと思われるヌマチチブ?の稚魚が一緒に群れていました。 この親は移入されたものと思いますが、今回は駆除対象としないことにして採集しての個体数調べはしないことにしました。


残念ながら、ウシガエル成体の採集はできませんでしたが、ウシガエルの1齢のオタマジャクシは、既に尾が消えているもの、手足のあるものなど、37匹を採集し、駆除しました。
池の中にはアメリカザリガニが多数見られましたが、採集できたのは30匹でした。



魚類はキンギョ(10cm大)、モツゴの成魚数尾と多数の稚魚、ヌマチチブの成魚1尾と稚魚多数がいました。 フナも放されていると伺いましたが、今回は確認できませんでした。



この外に採集できた生物は、シオカラトンボのヤゴ 1、マツモムシ 1、メダカなどでした。
空中には、オオシオカラトンボ♂3、ショウジョウトンボ♂2、コシアキトンボ 1、ナガサキアゲハなどが見られました。

今回は1時間半ほどの採集作業で止めました。 駆除は1回で済むことではないので、先ずは様子見と考えました。
この日はさいわい夢ひろば友の会の活動日で草刈りをされていましたが、その活動後のお茶会に参加させて戴きました。
活動場所に、このような活動拠点があり、活動後にこんな時間を持てるのは素晴らしいことだと思いました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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