黒川谷ツ公園合同調査
日時 2013/6/19(月) 10:00〜12:30 曇
場所 川崎市麻生区 黒川谷ツ公園
参加 麻生区道路公園センター 田口課長、箕輪係長、ほか 1人
種子植物班 佐藤登喜子、吉留憲子
シダ植物班 大貫はるみ、園田明子、島津キク江
水田ビオトープ班 岩田臣生
事務局 岩田芳美
黒川はるひ野地区の連携調査の申出は断られてしまいましたが、閉鎖管理されている黒川谷ツ公園については趣旨植物班もシダ植物班も実施したいとの希望がありましたので、
麻生区道路公園センターの協力をいただき、既定の開放日に調査に入りました。
当日は地元のはるひ野小学校4年生の総合学習で自然観察を行われ、このサポートのために、当該公園で活動している「はるひ野里山学校」の村上代表が現地にいらっしゃいました。
お互いに気持ちよく活動できるようにすることを目的とした連携調査だったのですが、その形は採れなかったものの、標本用にノハナショウブを切って戴くなど、好意的に対応して下さいました。
今年度の連携調査活動については地球環境基金助成金の交付が決定しましたので、調査団として応援させて戴けることもあるかと思っていましたが、残念です。
行政は何かあると大変だと課長以下3人が同行するという調査になってしまいました。
道路に面した池はヨシに覆い尽されていました。
水面が見られない状態のためか、トンボの姿がありません。
8〜9年前にあったシャジクモは確認できませんでした。
シダ植物班はヘビの出そうな薄暗い湿地にも平気で入っていきます。
残念ながらヘビには出会えませんでしたが、ニホンアカガエルは目視確認できました。
時期的に水辺調査はごく一部のみとしましたが、コシボソヤンマ?のヤゴが数個体見られました。
標本にするためのノハナショウブをはるひ野里山学校の人が採ってくれました。
久しぶりの黒川谷ツ公園は様子が変わっていました。
湧水量が減っていると村上代表の話がありました。
秋には、また水域の生物調査をしたいと思いました。
強い風が吹く中、モンキチョウがアカツメクサで吸蜜していました。
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