生田緑地の生物の生息環境を再生・保全する活動


湿地のチゴザサ、ヤマグワ、カナムグラ、アメリカザリガニなどの駆除
日時 2013/4/30(火) 9:30〜12:30 曇時々小雨
場所 生田緑地 稲目谷戸の湿地 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、城本法子、鈴木潤三


3段目の池の周囲のススキやヤマグワなどの除伐とアメリカザリガニの駆除
先日の水環境調査の時にアメリカザリガニ(1cm大)がいたので、これを駆除しておくことにしました。


チゴザサ駆除
前回、この2段目は攪乱で済ませようとしましたが、考え直して、チゴザサの根を取り除くことにしました。
2段目にはシマヘビの死骸がありました。 頭の傷から考えると鳥にやられたものと思われます。
既に、チゴザサの根は15cm以上の厚さにカーペットをつくっていましたので、除根しておかないと他の植物、特に弱い植物は生育できません。
この作業は大変なので躊躇したのですが、やはり避けて通れません。 季節的には少し遅いと思いますが、仕方ありません。
根周りの泥の中にはガガンボ類の幼虫、ケラなどがいました。
水面が広がったらシオカラトンボ♂が飛んできました。
作業中、岸辺からはシュレーゲルアオガエルの声が煩いほどでした。 しかし、草の根元を探しても姿は見えませんでした。


カナムグラなどの駆除
湿地の草地にも沢山のカナムグラが伸び始めていましたので、これを抜き取る活動をしました。 切りの無い活動です。


谷戸のミズキが咲き始めて、一際目立っています。



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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation