生田緑地の谷戸の自然保全活動




ケマルバスミレの保護、中央園路沿いのアズマネザサ刈り
日時 2012/11/20(火) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 伝統工芸館前、中央園路沿い(ピクニック広場南)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、金子文隆、城本法子、鈴木潤三

雑木林の黄葉が始まり、自然探勝路が明るくなりました。 今日は水辺を離れて活動することにしました。

ケマルバスミレ生育地
ケマルバスミレの生育地に、10〜100cmのセンダンの実生が一面に広がっていましたので、手入れをしておくことにしました。
この時期ならスミレの地上部は枯れていて、まだ新芽も動き出していないだろうから、刈り取り作業の適期だと思ったのです。
ところが、ケマルバスミレの緑色の葉がそこここに見られました。
そこで、スミレは残して、それ以外を刈り取ることにしました。 このため、活動範囲は狭いのですが、時間はかかりそうな気がしましたが、1時間弱で終えました。
実生はできるだけ抜き取り、キヅタを剥ぎ取り、草やシダは刈り取りました。 仕上がりは雑に見えましたが、花壇ではないので、この程度で良いと考えています。


ケマルバスミレは4〜5月に咲くスミレなのですが、このような株も見られました。 葉をつけているだけなら、かなりの数ありました。 不思議です。
ケマルバスミレ実?

中央園路沿い(ピクニック広場南)のアズマネザサ刈り
昨年アズマネザサを刈った園路沿いのアズマネザサが伸びていました。 この部分のアズマネザサ刈りは、公園の日常的維持管理作業として、刈り取られるべきだと考えています。 しかし、何故か、放置されています。
それどころか、アズマネザサの繁茂している上に、伐採材が捨てられていました。 この1年、こうした<園路外は捨ててよい場所という>管理が増えています。 非常に問題だと思います。

今日の活動参加者です。久しぶりに記念写真を撮りました。 小春日和に恵まれて、気持ち良い活動ができました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation