生田緑地の谷戸の自然保全活動




モニ1000) 水環境調査
日時 2012/9/27(木) 10:30〜13:30 曇
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生

モニ1000里地調査 9月の水環境調査を行いました。
今日の谷戸はアキアカネが群れていました。

アキアカネ♂
アキアカネ♀

【K】10:45〜11:00 ヨシ原の池
カナムグラがカサスゲの上に広がろうとしていて、池に行くのも切り落して進まなければなりませんでした。
池の周囲にもツリフネソウが咲いています。
池の中には黒い藻のようなものが浮遊していました。


【B】11:00〜11:10 ヨシ原階段下の水流
水流は流量が少なくなっています。
この水流は途中で問題が発生しているようです。



【A】11:12〜11:50 下の田圃裏の水流
水路から田圃に入った所に土砂が溜まって、水は田圃には入っていませんでした。
水流にはホトケドジョウが数匹いました。
水流の流量は 0.92L/sec.でした。
付近にはツリフネソウ、オオミゾソバ、ゲンノショウコ、カナムグラなどが咲いていました。
木道には、アキアカネがロープ柵の支柱に止まっていました。オニヤンマも飛んできました。
オニヤンマ


【H】11:55〜12:13 上の田圃の導水路
また、水路が土砂で埋まっていました。 泥あげをしましたが、バケツが樋の下に上手く入りません。 堰を作り直す必要がありそうです。
調査をしていると、時々、ムクノキの実が落ちてきました。 辺りを見ると、いくつも転がっていました。


【G】12:25〜12:40 湿地3段目の池
3段目の水は涸れかけていて、池は水溜まり状態でした。 池を覆っていたヤマグワやカナムグラを刈ってから調査しました。


【C】13:10〜13:20 ハンノキ林上の池
池の底にはアメリカザリガニが10匹以上見えました。 駆除を急ぐ必要があります。 トラップには1匹しか入っていませんでした。


2012年9月27日 調査結果
調査地点 気温℃ 水温℃ 透視度cm PH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 22.0 19.0 40 7.0 BTB
B(中央水路末端) 22.4 19.0 100 7.1 BTB 0.05
A(下の田圃裏) 24.0 20.0 60 6.8 BTB 0.92
H(上の田圃への導水路) 24.0 19.0 25 7.4 BTB 0.81
G(湿地再生地) 23.7 19.8 20 6.8 BTB
C(ハンノキ林上の池) 22.2 19.0 80 6.8 BTB





カナムグラ駆除
日時 2012/9/27(木) 11:00〜13:30 曇
場所 生田緑地 ヨシ原、湿地
参加者 岩田芳美

ヨシ原、湿地のカナムグラ駆除を行いました。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation