生田緑地の谷戸の自然保全活動


谷戸へ降りる階段の途中で、コノシメトンボがササの先端に止まっていました。
今日はトンボの日かと思っていたら、ピクニック広場の草地の上を沢山のウスバキトンボが群飛していました。 こんな光景は初めて見ました。
この群飛はハンノキ林上のデッキの辺りでも、上の田圃の下の草地の辺りでも見られました。
下の田圃付近には、アキアカネが 1匹、ロープ柵の支柱に止まっていました。
アキアカネ


カナムグラ駆除
日時 2012/9/18(火) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 谷戸合流付近
参加者 岩田芳美、小泉恵佑、城本法子、鈴木潤三、山本脩介

この日は、稲目谷戸と城山下谷戸の合流部のオオブタクサとカナムグラの駆除を行いました。
既に、結実し始めていましたが、やるしかありません。
ツリフネソウの開花も進んでいます。
残せる所は残して、その他の所はカナムグラと一緒に刈られてもやむを得ないと思います。



水辺保全
日時 2012/9/18(火) 10:00〜12:000 晴
場所 生田緑地 上の田圃への導水路、谷戸の合流部付近の水流、城山下谷戸の水流
参加者 岩田臣生

雨によって水流に土砂が溜まり、水面が消えた水流があちこちに見られました。 そこで、泥あげをして、流れを回復させることにしました。

まず、上の田圃に水を引いている水路の泥あげを行いました。 溜まった泥をジョレンで掬うと、オニヤンマのヤゴが逃げ出しました。
上の田圃の周辺には、ツリフネソウが咲き、イネも黄金色に色づいています。

合流部の水流は止まっていました。 水面がありません。 上流に、水面のある所まで遡行し、そこから泥あげをしながら下って行きました。
4〜8月の間、水流には近づかないようにしていましたが、この間に、かなり大量の土砂が斜面から崩れ落ちていたようです。 この水流は回復しましたが、ホタルの里整備事業で整備された水路に流れるようにはなりませんでした。 ただ、池として整備された辺りからは流れているので、この間が伏流しているだけだろうと思います。 これは、次回に対処したいと思います。

城山下谷戸に掘った池には水が入っていませんでした。 水路を辿ると流れを分岐させた所から入っていませんでした。 その辺りに穴が開いていて、そこに流れ込んでいました。 穴を塞いだものの、流量自体が少ないため、なかなか思うように流れてくれません。 結果は次回に確認するしかありませんでした。



下の田圃周辺にもツリフネソウが咲いています。 春、発芽したばかりの双葉の頃から、城本等がカナムグラ駆除に精を出してきた成果です。
木道わきに咲くツリフネソウ 木道わきに咲くツリフネソウ 木道わきに咲くツリフネソウ

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation