生田緑地の谷戸の自然保全活動



枯れたオギやミヤマシラスゲの片付け、上の田圃の田起こしの続き、カルガモ対策など
日時 2012/4/12(木) 10:00〜13:00 晴 22℃
場所 生田緑地 上の田圃
参加者 岩田臣生、岩田芳美、金子文隆

上の田圃付近の枯れたオギやミヤマシラスゲを片付けました。


10日の活動で仕残した上の田圃の下の段の一部の田起こしを行いました。 10日は終了時でも水が満たされていませんでしたが、昨日にはいっぱいに水を湛えていました。 その水を落とさずに作業をしていました。


11日に谷戸を歩いた時にカルガモが2羽、田圃の中で盛んに餌をとっていました。
そろそろシュレーゲルアオガエルの産卵が始まります。
そこで、畦沿いの餌取りを邪魔することにしました。 今まで色々と試してきましたが、なかなか良い解決策が見つかりません。 今回は、丁度先日の強風で倒れていたモウソウチクの枝を使ってみることにしました。 また、枯れたヨシを刈ってきて、これも一部で試してみることにしました。 さて、効果はあるでしょうか。 乱暴者ですから、この程度では役に立たないかも知れません。
水の中には、アズマヒキガエルのオタマジャクシやマメゲンゴロウがいました。 水面には、アメンボがいました。 餌になるような小魚はいませんが、カワセミもやってきました。


生田緑地の谷戸も春たけなわとなりました。 ヤマザクラの薄紅色の花が雑木林を彩り、木の芽が展葉し始めて緑の点が大きくなり、谷戸が明るくなりました。 シュレーゲルアオガエルの声が辺りに響いて賑わいを与えています。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation