生田緑地の谷戸の自然保全活動




湿地3段目の水辺管理
日時 2012/3/24(土) 10:00〜12:30 曇後雨 9℃
場所 生田緑地 ハンノキ林下の湿地
参加者 岩田臣生

湿地3段目の水辺保全を始めることにしました。
雨に濡れたフリソデヤナギ?の花が遠くからでも目立っていました。

湿地のフキノトウが20〜30個ほど、一斉に開花していました。

このところ湧水量が多いことから湿地の水域は良好に保たれていて、木道からも水のある景色を楽しめる状態が続いています。

湿地3段目はだいぶ陸地化してしまいました。

まずは西側、即ち、竹林側から活動を始めました。
3段目に入る水は充分あるのですが、何処かから抜けているようです。 元の地主さんが水田を諦めて畑にしようとした時に、様々な排水策を講じていました。 ここを湿地にする活動は、この排水策を一つ一つ潰していくことでもありました。 その排水策が、まだ残っていたのかも知れません。
3段目全体に手をいれてからでないと、どこから水が消えているのかなどは分からないと思います。
ともかく、少しずつ、水域を広げて、水の流れを調べるしか手は無いと思われます。

止んでいた雨が降り出しました。 この日の活動は小さな水溜まりをつくっただけでしたが、引き上げることにしました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation