生田緑地の谷戸の自然保全活動


水辺の保全 2
日時 2011/10/7(金) 10:00〜13:30 晴 
場所 生田緑地 湿地
参加 岩田臣生

水辺保全活動の2回目は湿地の一段目の池としました。 ヨシが茂り、土砂が溜まり、水が何処へともなく消えていたからです。
台風後に湧水量が増えているのに3段目まで水が届いていないというのは問題で、これを解決したいと思いました。
湿地に入ってみると、ツリフネソウミゾソバが加わって賑やかな感じになっていました。 お蔭で、歩き回るのを躊躇うこととなり、できるだけ負荷を小さくするために足の置き場を考えながら移動しなければなりませんでした。
繁茂しているツリフネソウミゾソバは枯れたヨシを1本取り除いただけでも倒れてしまいます。 それでも1週間も経てば、また立ち上がってくるとは思います。 そこで、枯れて倒れていたヨシやオギを刈り取ることにしました。
足を入れると、地面は昨夜の雨の結果かも知れませんが水浸し状態でコケ類が青々と輝いていました。 花穂が黄色くなり始めていた数本のセイタカアワダチソウも取り除きました。
池の水は消えていましたが、その中のヨシも全て刈り取りました。
水はアメリカザリガニが開けたと思われる穴に消えているようでした。
これらの穴を塞いで、溜まっていた土砂を池の縁にすくい上げました。 アメリカザリガニは5匹採集しましたが、手網を持って来なかったため、まだまだ相当数が残っていて、また穴を開けてしまうだろうと思われます。 暫くは、頻繁に見ておかないといけません。
水が抜けていた穴を塞ぐと、少しずつ水が溜まり始めました。 4cmクラスのホトケドジョウが泳ぎだしました。
水位の上昇に合わせて、湿地への導水路に近いところに溜まった土砂も少しずつ移動しました。
水域が広がるとトンボがやってきました。 見上げると、ハンノキの梢に何匹ものアカトンボがいました。
さらに、上空高くに猛禽類が1羽、数羽のカラスに追われるように飛んでいましたが、 見ていると、カラスの群れを振り切って、専修大学の方向に消えました。
次回は、池から2段目にかけての水辺づくりを進めたいと思います。



イネワラ刻みと倉庫の片付け
日時 2011/10/7(金) 10:00〜13:30 晴 
場所 生田緑地 
参加 岩田芳美

前年度のイネワラを田圃に戻すために小さく刻みました。ザリガニ駆除が終わったら田圃に戻します。
また、雑然としていた倉庫の掃除をしました。ごみ袋1個分のゴミが出ました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation