生田緑地の谷戸の自然保全活動


台風で倒されたイネの保護
日時 2011/9/25(日) 10:00〜14:00 晴 
場所 生田緑地 上の田圃、下の田圃
参加 岩田臣生、岩田芳美、小泉恵佑

下の田圃も台風でイネが倒れてしまいました。 田圃には アキアカネがいました。 この田圃は深いので裸足になって作業することにしました。
ミゾソバコナギが広がっていますので、これを踏みつけながらイネを束ねていきました。
非常に大勢の団体が「田圃だ」、「稲刈りか」、「台風で倒されたんだ」、「農業は大変だな」などと大声で喋りながら大行列をつくって歩いていました。 自然観察ではなくて歩くことが目的のグループのようです。

アキアカネ♂
田圃雑草の茂みでは、オオカマキリ♀がオオカマキリ♂を食べていました。
オオカマキリ♀

下の田圃の活動を終えてから、上の田圃に移動し、合流しました。

上の田圃の下の段はまだ田圃の土になっていないので足は殆ど潜らないようですが、上の段は足を取られて苦労したようです。 深い田圃の中では、歩き方を注意しないといけません。



何とか倒れたイネを束ねる作業を終えることができました。
次に、畦に沿って泥を掻き出し、畦の上に積んでいきました。
これは畦沿いの溝に水域を残しながらイネの生えている部分の土は乾かすことを目的にしています。 また、畦の草刈りを省略し、畦の補強をすることにもなると思っています。
また、アメリカザリガニの採集も行ない、2〜8cm大 132匹を駆除しました。

田圃の周囲では、オニヤンマが地上2〜3mのところを飛んでいました。
アキアカネやキタテハが田圃の周囲の草に止まっていました。
ツチイナゴやオオカマキリも見られました。
またツルマメの実がいっぱいなっていました。
キタテハ ツチイナゴ ツルマメの実

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation