生田緑地の谷戸の自然保全活動


カナムグラ駆除
日時 2011/7/26(火)10:00〜14:00 曇、29℃
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田芳美、城本法子

上の田圃下の草地のカナムグラの駆除を行いました。 もうすっかり大きく成長しています。
田圃のアメリカザリガニの駆除も行いました。 マッカチンも含めて20匹ほどを駆除しました。 24日は素手で10匹ほどを駆除していますが、今年は小さなものでも4cm程度で、数も少なくなっています。

田圃の泥を手網で掬うと小さなシオカラトンボのヤゴが多数採れます。 アメリカザリガニが少なくなっている証とも受け取れます。


里モニ)水環境調査、田圃の除草
日時 2011/7/26(火)10:00〜14:00 曇、29℃
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生

先月の水環境調査は休みました。 ホタルの出現ポイントと調査地点が重なるようになったり、水流が調査地点を迂回していたり、水が涸れていたりという状態であったためです。
10:10〜10:30 調査は最下流から行いますが、まずは下の田圃の調査地点の上に倒れていたシュロを始末し、草を刈り、調査樋に水を流す作業を行いました。 この準備を済ませてからヨシ原に向かいました。

10:35 ヨシ原に入り、ヨシやカサスゲを掻き分けて池に着きましたが、水がありませんでした。 池の周囲の植物を少し刈り取りました。

10:45 ヨシ原付近の水流の調査を行いました。
10:56 下の田圃裏の水流の調査を行いました。
11:15 上の田圃の導水路の調査を行いました。
11:30 湿地3段目の池の調査を行いました。 池の周囲はヤマグワやススキ、ツリフネソウなどに覆われていて、草刈りから始めることになりました。

移動中、木道の上にカブトムシ♀が落ちているのを見つけました。

11:55 ハンノキ林上の池の調査を行いました。 水温を測ろうと温度計を入れたところ、その手をアメリカザリガニが挟んできました。 暫く休んでいたトラップをまた入れた方が良さそうです。

2011年7月26日 調査結果
調査地点 気温℃ 水温℃ 透視度cm PH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 29.0      
B(中央水路末端) 29.0 22.0 100 7.2 BTB 0.42
A(下の田圃裏) 29.0 21.0 85 7.0 BTB 0.24
H(上の田圃への導水路) 29.5 20.0 85 7.2 BTB 0.17
G(湿地再生地) 27.0 23.0 35 6.6 BTB
C(ハンノキ林上の池) 27.0 22.0 21 6.8 BTB


水環境調査終了後、一旦、公園管理事務所裏に戻り、調査道具を片付けてから、唐鍬を持って田圃に向かいました。 途中、カワセミが水辺から飛び立ちました。
上の田圃では稲の間に出ているチョウジタデやアゼナを取る作業を唐鍬で試してみました。 作業は捗るようですが、稲の根元から出ている草はやはり手で抜かなければなりません。
田圃の水温は低く、まだ出穂しません。


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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation