生田緑地の谷戸の自然保全活動


ホタル・ガイド・ボランティア6日目
日時 2011/6/26(日)19:00〜21:00 曇
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、齋藤昭三、城本法子、高橋亜由美、辰澤延夫、水上 健

ホタル・ランタンに懐中電灯をセットしているところ

●ホタル出現数 56
・北の案内所から戸隠不動口への階段の辺りでホタルが2匹出ていた。
・下の田圃付近の木道でホタルを観ている人たちが座り込んでいて、寝ている子どももいた。
・ホタルの出る場所や出方が分かってきた。
・観光地のホタルと比べて、ここは探さないとホタルを見られないのかと言っている人がいた。

●酔っぱらい
・ライトを注意したら、職員だから...と言って、言うことを聞いてもらえなかった。 夫婦連れで、奥さんが困って、言い聞かせようとしたが、なかなか言うことを聞かなかった。 心配だったのでついて行ったが怒鳴られる事態になった。 出口の所で奥さんは謝っていたがクレームをつけてくるかも知れない。
・南の案内所でも、ホタルがいないと叫んでいる酔っぱらいがいた。 奥さんがホタルがいると言うのに、いないと言って聞かなかった。
・南の案内所では、酒を飲んできた人が2組あった。 一人は、はじめから奥さんが謝り続けていた。 もう一人はしっかりしていて、注意したら聞いてくれた。

●リピーターが活躍
・何度か来ているらしい人が、ここのホタルは昔から世代交代を繰り返している生田緑地の自然のホタルだという説明をしているのを聞いた。

●来園者
・今日は小さい子を連れた人が多かった。 小さいと親が手を離さないので安全だったかも知れない。
・優しい人ばかりだった。

●ボランティア
・ボランティアでありながら、楽しませてもらっている。

●懐中電灯、携帯電話など
・携帯電話を注意した人が3人いた。2人は電話として使用、1人は看板を見ようと灯として使用していた。
・看板を見ようとしている人には「何か分からないのですか」と声をかけた方がいいのかと思った。
・声をかけるようにしてください。
・案内板を見ようとしている人には、何を知りたいのか聞いて、道を教えたり、その時間帯に見られるポイントを教えたりした。

●光る靴
・まだ明るいうちに入国した家族で、光る靴を履いている子を連れていた。 ホタルを静かに観賞している人には迷惑なので注意したら、抱いていれば光らないからと父親が抱いて入国した。
・別の家族で、やはり光る靴を履いている子を連れていたが、こちらは光る部分を取り外せるからと言って外してくれた。

●入国者からの要望
・年配の人が「ここでは絶対、懐中電灯を点けさせるな。眩しくてしょうがない。不愉快極まりない。自分も、この年で点けていないのだから点けるなと強く言え。」と苦情を言っていた。 こういう人もいるんだと再認識した。

●ホタル捕獲
・近くに来たホタルをつかもうとする子どもがいた。 行く先々で会って、採れなかったのだが、最後に「捕まえた」と父親の所に持ってきたら、父親が「おお、すごいな」と言っていたので 不安になり、注意して逃がしてもらった。

●来園者との会話
・北の案内所で、入る人、出る人に声をかけるようにしたら、そこで会話が始まって、人だかりができてしまった。
・通行を妨げないようにして、話し相手になってほしいと思う。それがホタル・ガイド・ボランティアの一番の役割だ。

●バイク通行禁止
・バイク通行禁止のところにバイクが入って来た。 許可はもらってあるというのだが、通行証は無く、ハザードランプも点けていなかった。 問い詰めたら、巡回の整備員だと分かった。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation