生田緑地の谷戸の自然保全活動


田圃への水の管理
日時 2011/6/24(金)17:00〜18:00 曇
場所 生田緑地
参加 岩田臣生

生田緑地の谷戸の田圃への水が止まっていたので、水路の補修を行ない、水を流した。


生田緑地ホタルの国のホタル観察会2回目
日時 2011/6/24(金)18:00〜19:00 曇
場所 生田緑地公園管理事務所2階会議室
参加者 33人
講師 岩田臣生

生田緑地ホタルの国2011 ホタル観察会第2回目です。
話の内容は前回と同様ですが、昨日までのホタルの出現状況も話すことができました。
観察会といいながら、ホタルの国の約束事を説明させて戴くのに、集まってくれるのは本当に有り難いことだと思っています。
1)生田緑地ホタルの国の位置とアクセス
2)生田緑地ホタルの国の始まりと経過
3)谷戸の自然保全活動(田圃、湿地、ハンノキ林)
4)生田緑地の谷戸には湧水と雑木林がある
5)生田緑地の谷戸に生息する多摩丘陵在来の生物
6)生田緑地のホタル
7)ゲンジボタルはどんな生き物?
8)生田緑地ホタルの国
エアコンが使えないので窓を開けたままで行いましたが、風が強かったため、ブラインドがあおられて大きな音を立てたり、 スクリーンに使っているビニールシートが風に舞い上がったりしていました。





ホタル・ガイド・ボランティア4日目
日時 2011/6/24(金)19:00〜21:00 曇
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、出口忠良、金子文隆、齋藤昭三、佐々木キヨ子



●ホタル出現数 51
出現ピークの時間帯に迷子の面倒をみていたため、調査できていませんが、その結果は51でした。 風の強さは同じ程度でしたが、昨日の疲れが残っているといった飛び方でした。 このまま、減少に転じて欲しくないと思っています。
・ホタルは結構飛んでいたので、案内しやすかった。

●団体の入国
・北の案内所の方から、子供会などの40〜50人のグループが4〜5グループ入っていました。 木道の上で集合して人数確認などをしていたグループもいて、他の入国者が通行できない状態も生まれていました。 注意すれば端に寄るなどの対応をしてくれましたが、誰もが注意できるわけではないので、団体のリーダーは注意してほしいと思います。
・懐中電灯を点けた子どもには、付き添いの大人が注意していたが、ホタルの国に入る前に懐中電灯をしまわせるなどの配慮をしてほしかった。
・子どもたちだけが先に来て、案内所を通り過ぎようとしたグループがいたが、迷子騒ぎの後だったので、足止めをして親たちが来るまで待たせた。

●ホタルをつかむ
・近づいたホタルをつかんでしまう人が何人もいた。

●懐中電灯、携帯電話など
・携帯電話を使っている人が結構いた。
・何故、フラッシュや懐中電灯が駄目なのかと聞かれた。
・ストロボや懐中電灯をホタルに当てると、2〜3日光の明滅をすることができない状態になってしまうという実験報告がある。 わずか、1週間の命で、2〜3日休止させられるのは大変なことである。
・懐中電灯やヘッドランプを点けている人がいた。
・携帯電話を使っていたので注意したが、年寄りだから仕方ないだろうと言って聞いてくれない男性がいた。しかし、どう見ても60才ぐらいにしか見えなかった。

●松葉杖
・松葉杖を使っている人がいたが、その人は灯は使っていなかった。 気になって声をかけたが、人に迷惑をかけない範囲で行ける所まで行ってみますと言っていた。

●迷子
・梅畑の所で、警備員が迷子を連れてきて引き渡された。 逆のような気もしたが、マイクで親を捜しながら南の案内所に連れて行った。 案内所にも親はいなかったので、今度は北の案内所まで歩かなければならないかと思っていたら、声を聞きつけたのかピクニック広場の方から親が降りてきて、 無事に引き合わせることができた。

●木道から落ちた
・今日は、子どもが1人落ちたらしい。ハンノキ林の辺りらしい。

●光る靴
・ハンノキ林で、光る靴を履いて来た子どもがいた。 光らないようにしてくださいとお願いした。 結局、母親がハンカチを出して光がもれないように靴を包んでくれたが、 子どもは「洗えばいいね」、お母さんは「洗濯しても、もう使えない、一番大切なハンカチなのに」と言っていた。
・南の案内所でも注意した親子だと思う。 どさくさに紛れて行ってしまったので、また途中で注意されますよと大声で告げた子だと思う。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation