生田緑地の谷戸の自然保全活動

ピクニック広場の草刈り、【里モニ】水環境調査


日時 2010/12/24(金)10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 
参加者 岩田臣生、岩田芳美、城本法子

岩田は、12月期の水環境調査を行いました。
下流部の水量は生田緑地としては非常に多くなっていますが、湿地再生地の水量は非常に少ない状態にあります。
このことから湿地再生地への水量が少ないのは、流れが変化して湿地再生地へ入る量が少なくなっているものと思われます。 水量の多いうちに、この辺の改善をしておかなければならないと思います。
調査中にアオジが近くまで来て姿を見せてくれました。 来園者が急増してから、なかなか近くに出てきてくれることが無かったのですが、久しぶりに出会えました。
ヨシ原の池
中央の水流の谷戸末端部 下の田圃の裏の水流 上の田圃への導水路 ハンノキ林上の池
調査結果 101224
調査地点 気温℃ 水温℃ 透視度cm PH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 9.0 4.5 100+ 6.8 BTB
B(中央水路末端) 8.8 8.5 100+ 7.0 BTB 1.24
A(下の田圃裏) 8.5 10.5 100+ 6.8 BTB 1.22
H(上の田圃への導水路) 14.5 12.0 100 7.2 BTB 0.74
G(湿地再生地) 12.0 7.5 100 7.0 BTB
C(ハンノキ林上の池) 9.5 11.0 100 6.9 BTB


二人は、ピクニック広場の草刈りを行いました。
ナギナタコウジュの種子も成熟して落ちたと思われます。 アズマネザサが広がっていました。 春の花のためにアズマネザサや枯れた草を刈り取り、落葉かきをしました。

野鳥班の佐野さんが里モニの野鳥調査をしていました。
この日はマヒワを観察できたと上機嫌でした。


城本はイタチを見たようです。 イタチは哺乳類調査のカメラで1回撮影されており、足跡は湿地の泥の上で確認され、階段上で糞も確認されています。 どうも、この谷戸に生息しているようです。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation