生田緑地ホタルの国

ホタル・ガイド・ボランティア4日目
日時 2010/6/19(土)19:00〜21:00 曇
場所 生田緑地の谷戸
参加者 岩田芳美、大村、飼田夫妻、川越、小泉、斉藤、辰澤、水上

ホタル日和という感じで、やっとホタルも楽しめる数が出現し、飛翔発光して、木道の上まで飛び出してくれるようになりました。 光り始めが少し早まっていて、19:30〜20:10くらいが見頃となり、この日は、ハンノキ林〜ヨシ原までの間で57匹を数えました。
この日は里山の自然学校のホタル観察もあったため、同じ場所ではありますが、岩田臣生は里山の自然学校の講師をしていました。

反省会
今日は人がいっぱいいて、ホタルも沢山飛んでいて良かった。
ハンノキ林の中で懐中電灯を使っている人がいたが、自分が注意する前に、周囲の人が注意してくれていた。
ハンノキ林の中の木道で樹木を避けて屈曲している部分が暗くて、木道の端が分かりにくく、困っている人がいた。
階段を降りてくる人が前方を懐中電灯で照らしてしまうと危険なので、必要なら足元だけ照らすように、声かけを早めにした方がいいと思った。
人が多いわりには懐中電灯で照らす人は一人しか見なかった。携帯電話に気になる人はいなかった。
階段の始まり部分が分かりにくい。始まりは中心に長い線にするとか工夫が欲しい。
ホタルの色は何色かと聞かれました。
懐中電灯は少なかったが、携帯電話は多かった。ただ、注意すれば止めてくれた。
ハンノキ林を出て突き当たったところで左のほうに行けるのかどうかと迷っている人が何人かいた。
ボランティアは多いけれどホタルは少ないですねと言われた。
ホタルを放流した方がいいという人がいた。
9時間際に来る人がいたので、制限した方がいいのではないか。
生田緑地は閉鎖管理をさせてもらえないので出入りは自由で、安全に安心してホタルを楽しめるように配慮している時間が21時まで。
ザリガニを釣っている人を注意していいのか判断できなかった。ホタル観賞者には迷惑。
一人だけ網とカゴを持ってきた人がいたので、預からせてもらった。
南案内所に降りてくる人が懐中電灯を前方に向けていて、これがハンノキ林内を照らしていた。19:30〜20:00は集中的に多かった。 できれば降り口から禁止にしたい。
懐中電灯を点けている人に注意したら「目が悪いから点けているんだ。何が悪い。」と言われた。 これに対して、周囲の人で「懐中電灯を点けなければならない程悪いなら(生田緑地ホタルの国には)来るな」とまで言った人もいた。
生田緑地ホタルの国は坂もあり、階段もあるので、車椅子の人や暗いと見えづらい人たちには大きな障害がある。 それを前提として、例えば介助者を伴うとか、ルールを守っての来園を考えてもらいたい。



ホタル泥棒現る!
帰宅後の23:39 に、ホタルの国で懐中電灯で照らしてホタルを採集している4人の若者がいるとの電話が、かわさき自然調査団宛にありました。
女性からの電話で、注意できなかったけれども、お知らせしたいということでした。
まだ、ホタル・ガイド・ボランティア募集の案内を出したままにしてあったので、かわさき自然調査団に電話してきたものと思います。
私たちは、駆けつけることもできませんでした。
私たちの活動は悪意のある人には通じません。 業者なのか、研究者なのか、会話の中に「あと3匹つかまえないと」という言葉があったとのことでした。
皆さんのご意見をお寄せください。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation