生田緑地の自然の保全

上の田圃の畦の草刈り、代掻き、カナムグラ駆除


日時 2010/5/27(木)10:00〜14:00 晴後曇後雨
場所 生田緑地の上の田圃
参加 岩田臣生、岩田芳美、出口忠良、城本法子

今日も田植えの準備です。上の田圃の下側の代掻きと邪魔になりそうな草刈り、できれば防鳥ネットを張るための支柱を立てておきたいと思って、谷戸へ降りました。
ホトトギスが鳴き始めました。
木道にコジャノメがいました。 コジャノメ 木道の手摺りには数種類のイモムシ、オナシカワゲラの仲間などがいました。
田圃と田圃下の池の辺りをクロスジギンヤンマが飛んでいます。 畦周りに残っていた草のうち、子どもたちの活動に支障となりそうな部分を、もう少し刈り取ることにしました。 前回残しておいたオニスゲも水際は刈り取ることにしました。 ホオズキも伸びていましたが、木道際は修景用に残して、畦に近いところは刈りました。 堰は下の方から水が抜けていました。土嚢を追加して、全て置き直しました。 大きな穴が二つ開いていました。
畦に穴が開いて水が漏れだしていたところも、穴を土嚢で塞いで、水漏れを防ぎました。 ここの田圃の代掻きは鍬だけで済ませています。
シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシやマメゲンゴロウを見ながらの代掻きです。 アメリカザリガニも見つけ次第、手づかみです。 この日は6匹捕まえました。 ナナホシテントウがいました。 今年のシュレーゲルアオガエルは変です。 卵が孵化しても簡単には水域へ入れない場所に産み落とされた卵がいくつも見つかります。 草刈りが済んだら、カナムグラの抜き取りもしました。 今日初めてコジュケイを踏んづけそうになりました。 お互いに別のことに注意がいっていたのでしょう。 足元からコジュケイが飛び立って、斜面の雑木林に飛び込みました。 その後、暫く、チョットコイ、チョットコイと斜面から大きな声で呼んでいました。 こんなこともあるのですね。
雨が降り出しました。やがて雨足が強くなりましたので、今日の作業を中止にしました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation