生田緑地の谷戸の保全活動
草刈り、水の管理


日時 2008/5/21(水) 11:00〜15:00 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田芳美・臣生

台風の雨で土が流れ込み、水が止まっていることが多いので、様子を見に来ました。
一度ヨシ原までの状況を確認してから上に戻ることにしました。途中、腹部に黄色の帯が入った太めのヤンマを見ましたが、種の判断はできませんでした。 シオヤトンボ、ヤマサナエが見られます。
ヨシ原の池は何事も無かったように澄んでいました。イヌタヌキモは元気でカゴいっぱいに成長していました。

イヌシデの果穂が葉裏に下がっています。セキショウの実が熟し始めています。


上の田圃下の池のイヌタヌキモは泥まみれになって沈んでいました。池は濁ったままです。仕方なく、イヌタヌキモの泥を洗い落とし、カゴを田圃に移しました。
オニノゲシを刈り取りました。既に冠毛が飛び始めていました。オニノゲシと同じ場所に、フウロソウの仲間が可愛い花をつけていました。 後で調べたら、アメリカフウロでした。田圃下の池の周囲はしっかり草刈りをしなければいけないようです。
ウシハコベが今を盛りと咲いています。

ドクダミの葉上にヤマトシリアゲがいました。ムシヒキアブの仲間もいました。ハリカメムシ、クヌギカメムシ、ナガメがいました。 種名は分かりませんが小さなゾウムシが数種類いました。ヒメシモフリコメツキ、ジョウカイボンもいました。

ヤマサナエが草にとまっていました。今日はヤマサナエが目立ちます。シオヤトンボ♀もいました。

アカボシゴマダラが飛んできて、田圃の水面を叩くような動作を繰り返しています。何をしているのでしょうか。後を追っていくと、田圃の土の上に降りました。 水を飲んでいるようです。


湿地にもシオヤトンボ、ヤマサナエがいました。セセリチョウの仲間やヒメウラナミジャノメ、そしてイチモンジチョウが現れました。 水は流れています。


ハンノキ林の南地区、ハンノキの実生苗を移植した地区に発芽していたコナラの実生は草に埋もれてしまいました。 ハルジオン、オニタビラコなど大きい草だけ刈りました。

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