川崎の野生生物
タデ科

ギシギシ
ナガバギシギシ
エゾノギシギシ
アレチギシギシ
ミズヒキ
ミゾソバ
イヌタデ
オオイヌタデ
ハナタデ




ギシギシ
タデ目 タデ科 スイバ属 Rumex japonicus Houtt.
北海道から沖縄,朝鮮に分布する多年草.やや湿った場所で優勢.
花期は4〜6月. ギシギシ種子 2011/8/29 生田緑地,岩田臣生撮影





ナガバギシギシ
タデ目 タデ科 スイバ属 Rumex crispus 
ヨーロッパ原産の
帰化植物.明治時代に渡来.
全国の荒れ地や道端に普通.
花期は6〜7月.





エゾノギシギシ
タデ目 タデ科 スイバ属 Rumex obtusifolius L.
ヨーロッパ原産の
帰化植物
生育範囲は広いが,やや冷涼な地域,やや湿った場所に多い.
花期は5〜7月.
コガタルリハムシの食草. エゾノギシギシ種子 2011/8/7 生田緑地,岩田臣生(ファーブル)





アレチギシギシ
タデ目 タデ科 スイバ属 Rumex conglomeratus Murr.
ヨーロッパ原産の
帰化植物

花期は6〜10月.




ミズヒキ
タデ科 タデ属 Polygonum filiforme 
日本全国,朝鮮,中国,インドシナ,ヒマラヤに分布する多年草.半日影の林下や路傍に生育.
鹿児島県準絶滅危惧,沖縄県絶滅危惧TA類
花期は8〜10月.


ミズヒキ 2011/8/30 生田緑地,岩田臣生撮影




ミゾソバ
Persicaria thunbergii (Siebold & Zucc.) H.Gross. var. thunbergii
タデ科 イヌタデ属 別名ウシノヒタイ
日本、朝鮮半島、中国など東アジアに分布。日本では小川沿いや沼沢地、湖岸などに自生している。県内では小川や湿地などに普通に見られる。
花期は9〜10月。


オオミゾソバ
Persicaria thunbergii (Siebold & Zucc.) H.Gross. var. hastatotriloba (Meisn) Miyabe
タデ科 イヌタデ属 
ミゾソバとの相違は、全体的に葉が大きく、中央のくびれが大きく、星状毛が多く、葉柄の翼の幅が3mm、托葉鞘などがあげられている。


神奈川県植物誌ではオオミゾソバを分けて扱っているが、下の写真はミゾソバとオオミゾソバを区別できていない。

撮影/ 2006/9/21 川崎市多摩区、岩田臣生

撮影/ 2006/10/13 川崎市多摩区、岩田臣生

参考/ 神奈川県植物誌2001




イヌタデ
タデ目タデ科イヌタデ属 Persicaria longiseta 
別名 あかまんま
北海道〜九州に分布し,道端や野原などに生育する1年草.
花期は7〜10月


イヌタデ 花 2011/10/28 生田緑地(岩田臣生)




オオイヌタデ
タデ目タデ科 イヌタデ属 Persicaria lapathifolia 
北海道〜九州に分布し,道端や荒地に生育する1年草.
花期は7〜10月

オオイヌタデ 花 2011/10/12 生田緑地(岩田臣生)




ハナタデ
タデ目タデ科 イヌタデ属 Persicaria posumbu 
別名 ヤブタデ
北海道〜九州に分布し,山野の湿った林下や林縁に生育する1年草.
花期は8〜10月.

ハヌタデ 花 2007/10/3 生田緑地(岩田臣生)





特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation