川崎の野生生物
オサムシの仲間
川崎で記録されているオサムシ亜科の甲虫は、クロカタビロオサムシ、エゾカタビロオサムシ、エサキオサムシ、アオオサムシ、 クロナガオサムシ、セアカオサムシ、ヒメマイマイカブリです。
トウキョウヒメハンミョウ



クロカタビロオサムシ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、麻生区片平(中山他、2001)、多摩区枡形山(丸山、1971a)、高津区武蔵溝ノ口片町(苅部、1995a)の記録がある。



エゾカタビロオサムシ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、多摩区中野島(丸山、1971a)、登戸(雛倉、1991)の記録がある。



エサキオサムシ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、多摩川(中根、1962)の記録がある。



アオオサムシ
Carabus insulicola 
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、麻生区黒川(倉形、1993)、王禅寺(倉形、1993)、多摩区中野島(丸山、1971a)、枡形山(丸山、1971a; 平山・高桑、1981)、 生田緑地(永島・昆虫班、1994;川田他、1999;一澤他、2003)の記録がある。

関東・中部以北の本州に分布。
後翅は退化していて飛ぶことができない。
日中は倒木や落ち葉の下、土中などに身を潜め、夜になると地上を歩き回り、他の昆虫やミミズを捕食する。
 2012/8/5 川崎市多摩区生田緑地、岩田臣生



クロナガオサムシ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、麻生区黒川(倉形、1993)、片平(中山他、2001)、多摩区枡形山(丸山、1971; 平山・高桑、1981)、生田緑地(川田他、1999)の記録がある。



セアカオサムシ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、麻生区片平(中山他、2001)の記録がある。



ヒメマイマイカブリ
神奈川県昆虫誌2004によれば、川崎では、麻生区黒川(倉形、1993)、片平(中山他、2001)、多摩区登戸(中山他、2001)、中野島(丸山、1971a)、 桝形山(丸山、1971a; 平山・高桑、1981)の記録がある。



トウキョウヒメハンミョウ
大きさ/ 8〜10mm
出現/ 4〜10月
食性/ アリ、ミミズなど、巣穴に近づいた昆虫を捕食



特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation