コガネムシ科 カブトムシ亜科
Trypoxylus dichotomus
(上)カブトムシ(オス) 2012/8/12 生田緑地(岩田臣生)
(上)カブトムシ(メス) 2011/7/26 生田緑地(岩田臣生)
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コカブト
Eophileurus chinensis
コカブト属
体長18〜26mm、日本全国に分布し、普通種だが個体密度は薄く、偏在している。
幼虫期間は2ヶ月程度、成虫期間は半年〜2年といわれ、他の昆虫の幼虫や死骸を食物としている。
(上)コカブト 2008/8/1 生田緑地(岩田臣生)
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センチコガネ
分布 全国
体長 14〜20mm
動物の糞の下や近くに穴を掘って、糞を運び込み、幼虫の餌にする。
(上)センチコガネ 2009/9/2 生田緑地(岩田臣生)
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ムネアカセンチコガネ
分布 全国
体長 9〜14mm
(上)ムネアカセンチコガネ 2018/9/16 生田緑地(岩田臣生)
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カナブン
分布 全国
体長 23〜39mm
(上)カナブン 2014/7/27 生田緑地(岩田臣生)
(上)カナブン 2019/7/9 生田緑地(岩田臣生)
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クロカナブン
分布 全国
体長 23〜28mm
(上)クロカナブン 2006/7/30 生田緑地(岩田臣生)
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シロテンハナムグリ
分布 全国
体長 20〜25mm
(上)シロテンハナムグリ 2012/6/2 生田緑地(岩田臣生)
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アオハナムグリ
分布 全国
体長 15〜20mm
(上)アオハナムグリ 2015/5/7 生田緑地(岩田臣生)
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コアオハナムグリ
分布 全国
体長 11〜16mm
(上)コアオハナムグリ 2013/5/9 生田緑地(岩田臣生)
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マメコガネ
甲虫目コガネムシ科 スジコガネ亜科 Popillia japonica Newman, 1841
体長 8〜15mm、日本全土に分布、成虫は夏〜秋に出現、マメ科植物、ブドウ類、ヤナギ類など様々な植物にやってきて花や葉を食べる。
マメコガネは日本在来種だったが、1916年にアメリカ合衆国のニュージャージー州・リバートン(Riverton)で発見された。
これらはアメリカで甲虫類の検疫が始まった1912年以前に、日本から輸出されたアヤメの球根に幼虫が紛れて移入したものと考えられている。
以後、マメコガネは天敵の少ない北アメリカで一気に分布を広げ、重大な農業害虫となってしまった。
太平洋戦争時には「日本憎し」の宣伝材料にマメコガネも使われたほどであったといわれる。
日本発の外来種であることから、現地では"Japanese beetle"(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれて嫌われている。
写真/ マメコガネ 2005/8/7
写真/ マメコガネ 2006/9/2 生田緑地(岩田臣生)
マメコガネ成虫 2019/8/3 生田緑地(岩田臣生)
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation