生田緑地観察会
主催 青少年科学館

“里山の自然”

日時 2015/7/19(日) 10:00〜12:00 晴
ガイド講師 水田ビオトープ班(岩田臣生)
サポート  事務局 岩田芳美
観察会参加者 24人(大人18人、子ども6人)

うだるような暑さの中での観察会でした。
里山の自然の観察は生物を探して記録してもらうというプログラムにしました。
出会える生物の数はどのくらいなのか。数えてみようというわけです。
ニイニイゼミが我が夏とばかりに鳴き続けていました。
七草峠付近では、体を輝かせながら飛んできたヤマトタマムシを観察しました。
萌芽更新地区の上の探勝路で、3分間、目を閉じて、しゃがんで、聞こえる音や風などを感じてもらってから気温が何度かを当ててもらったところ、25℃未満だという人が2人もいました。 30℃を超えていることを当てたのは3〜4人で、大部分の人が30℃未満と感じていました。
木陰に入っていたので体感温度は低かったようです。

観察した花や実
ヤマユリ(花)、オトギリソウ(花)、ミズヒキ(花)、ヌスビトハギ(花)、ヤブミョウガ(花)、セリ(花)、オオミゾソバ(花)、ノカンゾウ(花)
ハンショウヅル(実)、ハンノキ(実)、ムラサキシキブ(実)、カキ(実)、マテバシイ(実)

観察した動物
ニイニイゼミ(鳴声、羽化殻)、アブラゼミ(羽化殻)
カナブン、キマワリ、ヤマトタマムシ  (カブトムシには出会えませんでした。)
オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマ、ウスバキトンボ
キタキチョウ、スジグロシロチョウ、コチャバネセセリ、クロヒカゲ、キタテハ(成虫、幼虫)、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ
クサギカメムシ、ホソヘリカメムシ
アオバハゴロモ(幼虫)
クサカゲロウ(幼虫)
アゲハモドキ(幼虫)
シオヤアブ、ヒラタアブ
ジョロウグモ
アリ
ガビチョウ、ウグイス(鳴声)、カラス(鳴声)
ホトケドジョウ



観察会終了後に、ヤマグワの枝にいるクワカミキリを見つけました。

また、アメンボ玉ができていました。何を食べているのでしょうか。


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation