生田緑地観察会
主催 青少年科学館

“ライトトラップに集まる昆虫の観察”

日時 2015/7/12(日) 19:00〜21:00 
ガイド講師 水田ビオトープ班(岩田臣生)、昆虫班(横田光邦、山口 稔、山本 晃)
サポート  事務局 岩田芳美
観察会参加者 47人

生田緑地観察会は夏季に2回の昆虫観察を行ってきましたが、そのうちの1回を夜に行うことについて1年前から話し合いを行って、19:00〜21:00にライトトラップを用いての観察会を試すこととなりました。
会場は、青少年科学館の前に広がる中央広場の草地としました。
観察会は19時スタートとしましたが、準備は18時前から始めました。 これは水銀灯を点灯してから1時間は何も飛んで来ないだろうと考えたからです。

観察会の受付と開始時の挨拶等は青少年科学館前で行いました。

挨拶後もライトトラップに集まっていたのは、ウンカや羽アリばかりでした。
そこで、まず広場端の池に飛来していたハイイロゲンゴロウを観察してもらいました。

それでも、まだ観察対象になりそうなものが飛来しないため、ニイニイゼミの羽化の様子を観察してもらいました。
羽化のために出てきたセミは僅かでしたが、皆さん夢中で辺りを探していました。
中には、葉の上にアオバハゴロモの幼虫を見つけて、その不思議な形態に「これは何か」と尋ねるグループもありました。

沢山のウンカや羽アリに始まって、アオドウガネ、ドウガネブイブイ、コフキコガネなどのコガネムシの仲間、クロカミキリ、コシロシタバ、チャバネアオカメムシなどが飛来してくれました。
アオドウガネ コシロシタバ クロカミキリ チャバネアオカメムシ


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation