生田緑地観察会<土壌動物> 日時 2014/9/21(日) 10:00〜12:20 晴 場所 生田緑地 中央広場西端 参加者 15名(大人12名、子ども3名) 居住地別参加者 市内 9人、横浜市 2人、東京都 4人 ガイド 佐藤利奈、岩田臣生 特定非営利活動法人かわさき自然調査団水田ビオトープ班が担当する土壌動物の観察会です。 まず、土壌動物の採集をする土を採取します。 採取場所は、土壌動物の観察会のために落葉だけを捨てる場所として管理しています。 土壌動物の拾い出しには吸虫管を使いました。 ミミズなどはピンセットや指でつまんで広口ビンに入れました。 吸虫管を使って採集した土壌動物を水を入れたシャーレに移しました。 これは、佐藤が、参加者に代わって、一つ一つ行いました。 シャーレの水面に浮かんでいる土壌動物をファーブル実態顕微鏡を使って観察しました。 参加者が15人ということで、全員が1台ずつ使用することができ、また、ファーブルの使い方、観察対象の分類などの説明も、ガイド2人でカバーすることができました。 ただ、余りにも小さな生物を観察しようとしていて、20倍のファーブルでは判別できないものもありました。 また、今回はツルグレン装置を1台使って、拾い出しできないダニ類の観察をしてもらうことを試しましたところ、 「土の中の小さな生き物ハンドブック」(文一総合出版)の表紙になっているイレコダニを観察することができました。 観察結果を、青木先生の考案された自然度を判定するための土壌動物のグループ分けの表を使って採点しました。 |
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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation