里山倶楽部
【2025/2/22 更新】

令和 6 年度第 28 回里山倶楽部
芝生広場西地区の常緑樹伐採

日 時)2025年2月22(土) 9:00〜12:00 晴
場 所)生田緑地 芝生広場西地区
参加者)伊澤高行、加登勇司、北川英樹、廣瀬朗子、吉澤正一
事務局)岩田臣生                 計 6名

活動場所図
(上図)活動場所図

芝生広場西地区は、芝生広場に続く平坦な緩斜面があって、その先が谷壁急斜面となって、谷底に至ります。
上部の緩斜面には、クヌギ、コナラ、ヤマザクラなどの大径木が高木層を形成し、低木層には、ヤブムラサキ、ヤツデなどが、草本層にはアズマネザサが繁茂していました。
広場側から入って、当該地区を見ると、この緩斜面から谷壁斜面に移行する辺りに、太さ 5〜20cmのシラカシ、アラカシなどが林立し、草本層には、シュンランが生育していました。
上の田圃から見上げて、この斜面の常緑樹を減らしたいと思いながら、10年以上、何もできずにいた崖面です。
今の里山倶楽部なら、可能だろうと考えました。

活動場所に里山倶楽部の旗を張ろうとしたら、近くに、いつ倒れるか分からない、危険な枯れサクラ?があったので、これを伐採してから、活動を始めました。
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活動は、谷壁斜面上端から頂部斜面に移る辺りのアズマネザサ刈りを行って、常緑樹伐採作業に使える空間を確保することから始めました。
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昔、この斜面のシラカシを伐採しようとしたものの、1本伐採しただけで諦めたのですが、そのシラカシが萌芽していました。
その萌芽枝は、鎌でも刈れそうなものなので、迷わずに刈ってもらいました。
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谷壁斜面上端部に並んでいたシラカシを伐採していく段階になりました。
作業できるように、アズマネザサ刈りを行った範囲の北端部に、直径20cm程度のシラカシが2本ありました。
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その南側には、直径10cm程度のシラカシがありました。
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南端の方には、直径20cm弱のシラカシがありました。
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今回は、これらのシラカシを伐採することにしました。
当該地区の植生管理は、谷壁斜面から常緑樹を除伐して、落葉広葉樹林にしたいと考えています。
その活動を進めるために、できるだけ、広場側に取り出せる伐採材は取り出して片づけたいと思います。
そのために、広場側に伐倒することになりますが、広場側に生えている落葉広葉樹は、できるだけ伐採せずに残したいと思います。
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北端部のシラカシは、芝生広場北西端の9本立ちのヤマザクラの南側に伐倒して、片づけることにしました。
周囲の樹木の枝が邪魔をするのは分かっていますので、ローププーラーを使って、強引に、引き倒しました。
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伐倒できたので、全員で、枝を降ろして、適度な長さに伐って、片付けづけました。
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中間の細いシラカシについては、ロープで、広場側に引っ張っておいて、伐採しました。
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南端のシラカシについては、伐倒の邪魔になる枝があったので、これもローププーラーを使って、強引に、引き倒すことにしました。
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伐倒したら、全員で、材の片付けです。
このシラカシは、谷壁斜面上端から少し下がった場所にありましたが、材は上の広場側に上げて、置きました。
今後の発生材については、運び出しも課題になりそうです。
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活動終了時に、一休みして、集合写真を撮りました。
背景にあるのが、里山のシンボルになる株立ちのヤマザクラです。
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生田緑地整備事務所裏に戻って、使用した道具の手入れを済ませて解散しました。
解散後、少ししてから、風花が舞ってきました。 気温は低かったようです。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation

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