里山倶楽部
【2025/1/25 更新】

令和 6 年度第 25 回里山倶楽部
ハンノキ林西側地区のアズマネザサ刈り

日 時)2025年1月25(土) 9:00〜12:00 曇、弱風
場 所)生田緑地 ハンノキ林西側地区
参加者)東 陽一、伊澤高行、北川英樹、中野隼佑(高3)、村上絢音
事務局)岩田臣生                 計 6名

今朝の生田緑地整備事務所裏からは、谷戸の上空低く飛ぶオオタカを観察できました。

当該地区の活動は、2022/3/12(土)2022/3/19(土)の2回の里山倶楽部で、常緑小径木伐採とアズマネザサ刈りを行って、ナラ枯れ大径木を確認しました。
しかし、当該地区のナラ枯れ大径木の伐採を生田緑地整備事務所が行うと言い出したので、現地確認協議まで行って、伐採されるのを待っていましたが、 伐採は指定管理者に任されることとなり、2023年度末に伐採されました。
2024年度は、伐採した常緑樹からの萌芽や、埋土種子からの実生や、アズマネザサが育ち、ヤブ状態になりつつありましたので、 今年 1/18(土)に第25回里山倶楽部を開催して、常緑小径木伐採とアズマネザサ刈りを行いました
しかし、区域が広いことと、常緑小径木などの繁茂が著しくて、1回の活動では不十分でしたので、今回、第25回里山倶楽部では活動の続きを行いました。

(上図)この日の活動場所

真冬ではあますが、ハンノキ林の木道を通る来園者は意外と多いので、里山倶楽部の旗は、前回、アズマネザサなどを刈った西側地区の斜面に張ることにしました。
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活動は、一人一人が、自分で考えて行っています。
区域の南寄りの斜面で、サッサとアズマネザサのヤブに入って、アズマネザサ刈りを始めてくれるメンバーがいました。
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新人の若者は、対象区域北端部の木道沿いのアズマネザサ刈りに取り掛かってくれましたが、このヤブは木道沿いの幅刈りだけよく、 中央部はヤブで残したいことを説明しました。
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尾根部のシラカシの伐採やアズマネザサ刈りに取り掛かるメンバーもいました。
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尾根の上の方は、傾斜の緩い斜面になっていて、ナラ枯れが始まる前は、特定の植物保護のためのアズマネザサ刈りを行っていました。
そこには、アズマネザサが繁茂していましたが、細くて、疎らであり、長年月、生え続けていたアズマネザサとは異なる状態でした。
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対象区域の尾根筋のハンノキ林側の活動は、ハンノキ林の状態を上から眺めながらの活動でした。
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目印が無くなっていましたが、記憶を頼りに探した結果、コクラン1株の状態確認はできました。
コクラン

休憩して、記念の集合写真を撮りました。
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活動を再開しました。
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本日の活動では、ロープの用意をしていなかったので、伐採できなかった常緑樹を、対象地区北端部に残しました。
当該地区北側の湿地地区の植生のために、この北端部の常緑樹は伐採した方が良いと思われます。
また、竹林下水流を良好な状態で維持するためには、竹林下谷戸側の植生管理が必要だと思います。
ハンノキ林西側地区の南端部にも、やり残したことがありますが、次回以降の活動を考えながら、生田緑地整備事務所裏に戻り、 使用した道具の手入れを済ませて、解散しました。

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