第6回生田緑地植生管理協議会市民部会
2008/11/16 更新
「ピクニック広場周辺地区(A05)東斜面樹林の下草刈り」
日時 11月15日(水)10:10〜12:00
場所 生田緑地ピクニック広場周辺地区(A05)
参加 一般/ 増田
   雑木林を育てる会/ 白澤光代 
   かわさき自然調査団水田ビオトープ班/ 毛部川弘行、下口達夫、前田宏
   かわさき自然調査団野鳥班/ 水田茂子、森 佳子
   川崎市北部公園事務所/堀江洋、山口泰民、鈴木修司
   市民部会事務局/岩田臣生、岩田芳美
                  参加者12人

当該ゾーンは、秋冬期には容易にアオジに出会えたり、フユシャク♀が現れて交尾行動が観察されたりする場所でしたので、 下草刈り等についてのコンセンサスもなかなか得られず、所謂、放置された樹林になりつつありました。
話し合いを積むことで漸く木道沿いの一画についての下草刈りについて同意が得られ、実施できることとなりました。
園路沿いについては来園者が気持ち良く感じる空間であることが必要ですが、同時に里山の生物にとっても適度な管理が必要だと思います。
市民部会の基本は「取り返しのつく範囲で、やってみて考える」です。
今回はピクニック広場の上側の斜面の4分の1程度について実施しました。
やってみて、園路から広場が見えるようになり、林床が明るくなって、春になったら様々な花が見られそうな予感のする気持ちの良い斜面が広がりました。
参加者全員がやって良かったと感じたことと思います。
少人数でしたが一般参加が1名あり、予定の範囲をやり終えることができ、楽しい市民部会でした。
途中で1回休憩を入れました。
ピクニック広場ですから、ベンチ・テーブルもあります。 お茶を飲みながら、今後の当該地についての植生管理について話し合いました。
休憩しながらの話し合いを終えて残り時間は1時間です。園路沿いを優先して進めることにして作業を再開しました。

ササ刈りを進めて斜面上側の園路に達したら、疲れが吹き飛び、気持ちがウキウキしてきました。
ヤマザクラとエゴノキが、私が主よとばかりに、存在感を主張しだしたように感じます。
作業を終了しました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation