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谷戸の田圃の手入れなど 日 時)12月27日(土) 9:30〜12:00 曇 場 所)生田緑地 倉庫、ハンノキ林、上の田圃、下の田圃、ヨシ原 活動者)岩田臣生 年末にしなければならないことがあったので、生田緑地に来て、作業しました。 それは30分ほどで終わりましたので、上の田圃を湛水させるためにできることをしておきたいと思い、谷戸に降りました。 ハンノキ林 先ずは、ハンノキ林東地区の水辺の状態観察です。 水辺再生中の合流部から下の階段状の水流部の各段にも水がありました。
上の田圃 やはり、残念なことに、上の田圃には水面が広がっていませんでした。 そこで、上の段の堰の土嚢を戻して、水が溜まるようにしました。 それから、下の段の堰下には水がありましたので、流量は少ないながら、畦沿いの溝には、水が伝っていると思い、 溝を埋めていた落葉をジョレンで掻きあげて、溝を掘り直しました。 導水路から入る水は非常に少ないので、そこまで済ませておいて、下の田圃に移動しました。
下の田圃 下の田圃のヨシの茂みはスカスカ状態で、キジバトが飛び立っただけでした。 上の田圃とは異なり、水量は多く、土嚢堰を越流していました。
木道の屈曲部に生えていたノイバラが大きく繁茂して、赤い実をつけていました。 棘をつけた枝が木道の上にまで伸びていましたので、強剪定しました。 ついでに、周辺で大きく育っていたヤマグワの仲間なども伐採しました。 この辺りの木道沿いは草地として管理しています。
ヨシ原地区 下の田圃のヨシの茂みは哀れな状態で、アオジなどの野鳥は観察できなかったので、ヨシ原を観察しました。 こちらのヨシにはカナムグラなどの枯れたツルが絡みついて、ヤブ状態でしたが、数羽のアオジ?が出入りしていました。
上の田圃下草地 木道を戻って、田圃下草地の木道沿いにクサギが育ち始めていましたので、これらを除伐しました。
上の田圃 上の田圃に戻ると、上の段には、水が溜まり始めていました。
イヌガラシが開花していました。
ハンノキ林 シオデの実が干しブドウ状態になって、ぶら下がっていました。
ハンノキ林中央の木道から谷戸右岸流を眺めたら、流れてはいませんでしたが、各段には水溜まりができていました。
ハンノキ林東側の尾根路を上って、ハンノキ林を上から観察しました。 トキリマメの紅い実が弾けて、種子が見えていました。
9月から、水辺を再生するために、観察して、考えて、悩んで、掘ってきた水辺を上から観察しました。
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かわさき自然調査団の活動