生田緑地の生物多様性保全活動


城山下谷戸苗木畑の植生管理(アズマネザサ刈り、萌芽更新)  
日時:2025/3/20(木) 9:00〜12:00
活動参加:岩田臣生、鈴木潤三(10:10〜)、田村成美(10:15〜)
場所:生田緑地 城山下谷戸苗木畑

(上図)城山下谷戸苗木畑位置図

朝の生田緑地整備事務所裏には、私一人だけでしたので、城山下谷戸に行く前に、芝生広場上雑木林に寄ることにしました。
芝生広場上雑木林は、多様な植物を保護しながらの伐採更新を試しています。
伐採時に圧し潰された樹も含めて、ツノハシバミは元気で、枝先に雄花を垂らしていますが、先端部にあるはずの雌花は見つかりませんでした。
皆伐更新でも消えなかったシュンランが咲き始めていました。

キクザキイチゲの生育地のアズマネザサ刈りができていませんでしたが、刈り残されたような小さなアズマネザサの下に、芽を出していました。
ただ、数は少なく、開花する様子も見られませんでした。
ウグイスカグラが、チラホラと、咲き始めていました。
刈られずに残っていたモミジイチゴが咲き始めていました。

芝生広場上雑木林は、多様な萌芽で賑わっていて、観察路を歩くのが楽しい雑木林になっています。

城山下谷戸の苗木畑に移動しました。
アブラチャンは、まだ開花していません。
雑木林に育ててしまうことにした苗木畑は、ナラ枯れコナラの伐採によって叩き潰されてしまいましたので、ここなりの伐採更新を試しながら雑木林に再生したいと思います。
繁ってしまったアズマネザサは刈って、辺り一面に散乱している材を片付けて、育ちかけていたコナラ、クヌギを萌芽更新目的で伐採したいと思っています。
今月中に、何とか、一段落させたいと考えています。
そのために、1本だけでも、萌芽更新目的の伐採を行ないたいと思いながら、散乱している材の片付けとアズマネザサ刈りを始めました。
持ち上げられない重さの材は、鋸で伐って、材置場に積みました。

やがて、二人が来ましたので、この活動を続けてもらいました。










材の片付けとアズマネザサ刈りを任せられることになったので、1本だけでも、萌芽更新目的の伐採に取り掛かることにしました。
苗木畑の南西角の苗木が径20cm程に育っていましたので、これを伐採することにしました。

最近の里山倶楽部では、樹木の伐採が普通のことになっていたので、伐倒時の安全だけ確認しておいて、伐採にかかってしまいました。
伐倒する方向には、細いヤマグワが数本生えていて、塀のようになっていましたので、これに架かり木となって、伐り株から落ちてくれませんでした。
持ち上げようとしても、びくともしません。
仕方なく、切り口を伐り株から落とすために、ツルを伐って、重い材を持って来て、それをぶつけて、伐り株から落しました。


切り口は地面に落ちたのですが、ヤマグワは細いとは言っても数本で受けていて、隣接地のアズマネザサのヤブが先端を支えていましたので、伐採した材は寝てくれません。
そこで、ヤマグワを伐採することにして、全体のバランスを見ながら、伐倒した材の枝落としを行いました。




伐採材の枝落としが完了していませんでしたが、12時になったので、この日の活動は終了することにしました。
帰りは、気になっていたので、上の田圃に寄って、アズマヒキガエルの卵塊を確認しました。
上の田圃の下の段は、土嚢堰の上に、非常に大きな塊りが一つありました。

上の田圃の上の段にも、大きな塊りが一つでした。

更に、ハンノキ林上の池に、卵塊を一つ確認しました。


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