生田緑地の生物多様性保全活動

上の田圃地区の水路保全、ノカンゾウ保護など
日時 2020/7/30(木) 10:00〜13:30 27.6℃
場所 生田緑地 ピクニック広場地区、上の田圃地区、湿地地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

放置していたトモエソウの苗をピクニック広場に植えました。


上の田圃下草地につくっている水路の手入れを行い、また、草地に咲いているノカンゾウの周囲のカナムグラなどの草を刈る活動を行いました。
水路は、長雨で土が柔らかくなって、昔のモグラ穴などから水漏れを起こしていました。
まだ、暫くは、ノカンゾウを楽しめると思います。
8 月末になれば、ツリフネソウが咲き始めます。





草地には、ベッコウハゴロモ、ウンモンクチバ、ハグルマトモエ、オオシオカラトンボ、コカマキリ幼虫などがいました。






上の田圃地区の活動を終えてから、湿地地区に回って、トウゴクヘラオモダカの状態観察を行いました。
地区に入った所で、草の葉上に、ニホンカナヘビがいました。
普段なら、目が合った途端に逃げ出していたと思うのですが、今回は面倒臭そうに、近づいても、動こうとしませんでしたので、手で掬うようにして退けさせてもらいました。

トウゴクヘラオモダカは、先日移植した小株も、花茎を伸ばしていました。
卵のうを抱えたイオウイロハシリグモが、ミヤマシラスゲの葉陰にいました。


更に、8/2(日) の第 5 回里山の自然学校<案山子づくり>で使う竹を竹林から伐り出してから帰りました。


  かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation