生田緑地の生物多様性保全活動

台風 15 号の後片付け、倒れたイネの保護、
アメリカザリガニ駆除など

日時 2019/9/12(木) 10:00〜13:00 曇 30.8℃
場所 生田緑地の谷戸 上の田圃地区、その他
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子

ピクニック広場辺りには、ノササゲが花を咲かせていました。

ハンノキ林南端部に移植したハンノキ幼木が台風の強風のために傾いていましたので、これを立て直すことから始めました。
その他にもあちこちに倒木がありましたが、それらは樹林の保全活動の中で片づけていきたいと思います。

ハンノキ林北端部からの水流に産卵しているオニヤンマがいました。

キイロスズメ幼虫がいましたが、葉は殆ど残っていません。

ジョロウグモが脱皮していました。

梅畑辺りにはキンミズヒキが繁茂し、テーブルベンチを占領していました。



上の田圃の倒れたイネを起こして、イネワラで数本を結んで立てる活動を行いました。
谷戸の田圃は米の収穫を目的にするものではありませんが、それにしても今年の稲穂は良くありません。
アメリカザリガニの駆除も行いました。
大きな穴から水が流れ出しているのが見つかり、これは補修しました。






上の田圃下草地に転がっていた倒木を適当な長さに伐って、 4ヶ所に積んで片づけました。


モニ1000中大型哺乳類調査の定点カメラ F4 を回収しました。
ここも台風の風が吹き荒れたようで、バッテリー切れになっていました。

帰りに、もう 1 台の定点カメラ C も回収することにしました。
しかし、こちらの台風被害は甚大で、園路が通行止めになっているだけではなく、雑木林に入る獣道にも大木が折り重なって倒れており、遠回りを余儀なくされました。




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