生田緑地の生物多様性保全活動、


湿地の保全管理
(水田ビオトープ班)


日時 2018/4/5(木) 10:00〜12:30 曇
場所 生田緑地 ハンノキ林下の湿地
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

オギ・ヤマグワ・アズマネザサの茂みの刈り取り(鈴木、田村)
ハンノキ林下の湿地のオギ、ヤマグワ、ヒメコウゾ、アズマネザサが混生するヤブを刈り払いました。
4月初めの活動で刈るようになってから 10 年経過しています。
毎年刈っているのに、ヤマグワ・ヒメコウゾは 3mを超えるものもあります。
冬の間、アオジなどが利用している場面を観察しているので、茂みを残していることは正解だったと思います。
湿地保全 湿地保全 湿地保全 湿地保全 湿地保全 湿地保全
水路の水漏れ穴補修、泥上げなどの水辺保全(岩田)
湿地内の水路の全てを目視点検し、水漏れ穴 5〜6 ヶ所をイネワラと泥で塞ぎ、落葉や泥の溜まっているところの泥上げを行い、 水が溜まっていて欲しい所には水を溜めて、谷戸右岸の水流まで水が流れる状態にしました。
また、2 段目と 3 段目の間に生えていたウツギ、ヤマグワ、ヒメコウゾ、イヌツゲ、サクラ、モミジなどが繁茂していたので、枝が密集していた部分を中心に、剪定、伐採を適宜行いました。
2段目の攪乱もするつもりでいたのですが、保護している植物の葉が 3 枚出ているのを確認したところで、この日の活動は終わりにしました。
ウツギの葉にナミテントウが止まっていました。
ヤマグワの蕾が膨らんでいました。
ヤマザクラや、モミジの実生が増えていました。
湿地保全 湿地保全 湿地保全 湿地保全 ナミテントウ
カナムグラ抜き取り(岩田)
ヤエムグラ、ムラサキケマン、カキドオシ、オオイヌノフグリなどが咲いていました。
その中に、集中的にカナムグラが発芽している場所がありましたので、カナムグラの抜き取りを行いました。
昨日に比べ大きく気温が低下したためか、キアゲハがムラサキケマンに止まったまま飛び立てずにいました。
湿地保全 キアゲハ カキドオシ

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation