生田緑地の生物多様性保全活動、

日本女子大附属高校生物部のホタル観察会

日時 2017/6/20(火) 18:20〜19:30 曇
場所 生田緑地 ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美
    日本女子大附属高校生物部 青木(顧問)、3年生 1名、2年生 1名、1年生 2名

日本女子大附属高校生物部が毎年、生田緑地で行っているホタル観察会で、かわさき自然調査団が少しだけホタルの国の話をしています。
今回は、生田緑地ホタルの国からの招待状を資料に、生田緑地のホタルとホタルの国の話をしました。
その後、谷戸に咲いている 2 種の植物をご案内し、田圃周辺にホタルが光り始めたところで別れました。


モニ1000生田緑地 ホタル調査

日時 2017/6/20(火) 19:30〜20:30 曇、無風、24〜21℃
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生

日本女子大附属高校生物部のホタル観察会の日は、毎回、ホタルの出現数がピークを迎えています。
この日は、気温、湿度が共に高く、風もなく、真にホタル日和で、しかも平日なので、入国者は多すぎることはなく、やっと調査していることを楽しく感じることができました。
ホタルの国の南の案内所と北の案内所の間を 5 回歩きながら、6つの区画毎の出現数を調べました。
ホタルの出現数は、61でした。


ホタル・ガイド・ボランティア

日時 2017/6/20(火) 19:30〜20:30
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田芳美

入国者 600人
この日は、ホタル・ガイド・ボランティアの活動はしないつもりでしたが、我慢できないことがあり注意してしまいました。
19:00〜21:00は通行禁止にしている竹林内の道を、懐中電灯を点けて歩いてきた中高年 20 人のグループがいました。
懐中電灯は禁止、ここは通行禁止であると注意したら、
「おおやと町会の者だ。昔から通っている。通行禁止なんて誰が決めたのか。」などと反論して、懐中電灯を消そうとしない人もいました。
辺りにいた方たちは、暗いところに光るホタルを見ていましたから、懐中電灯の光りは眩しくて、不愉快に感じていたようで、応援してくれました。
「おおやと町会」とは何処なのか、わざわざ稲目町会を通り抜けて、この竹林から入ってこなければならない町会なのでしょうか。
公園管理者が設置した通行止めの看板を無視して、通行止めのバーを乗り越えて入っても問題無いと考えている根拠が理解できません。
この道は竹林と湿地の間にあり、この日は早い時間からホタルが出ていて、時に、5〜8匹のホタルが同時明滅する場面も観察され、竹林下デッキに集まった観賞者を楽しませていました。
「おおやと町会」というのは、余程、偉い人たちが住んでいるのかも知れません。
行政は自分たちに逆らうことなどできないとでも考えているのでしょうか。
水戸黄門の印籠の如く、「おおやと町会」だと叫び、折角、集まってくれていたホタルを蹴散らしてしまって、ホタルの国に何をしに来たのでしょうか。
大都市の市街地の中に生き残ったゲンジボタルの光の舞を、皆が楽しめるように、皆が少しだけ我慢する。
生田緑地ホタルの国では、そんな小さな協力をしてほしいと願っています。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation